子供の頃は川遊びのみだったので泳げなかった。
本格的に泳げるようになったのは
高校一年生の夏休み16歳。
それはこんな経緯でした。
私の学級担任が水泳部の顧問でした。
背が大きくスラリとしていた私に、
先生が毎日放課後に呼び出し
「水泳部に入部しろ」と説得。
今ならパワハラですね
当時私は、文化部の「美術部」に属していた。
「無理です、運動が苦手で泳ぐなんてとても出来ません」と必死で断り続けていた。
先生も「水泳は運動神経に関係ない誰でも泳げる」
と言って聞かない。
美術部の顧問の先生まで、
「美術部はやめてもいいぞ」
とか言い始める💦💦
水泳部の先生は別な方法で入部を迫った
料理が得意な私に
「マネージャーで入部して
「合宿でみんなに料理を担当してくれ」と言われて
ついに水泳部のマネージャーになってしまった。
選手のタイムを測ったり、
きついインターバルの練習メニューをさせた。
合宿中はマネージャーをみんなでプールに落とすのが恒例なので、結局は泳ぐ練習をすることになる。
背泳から始めて、
平泳ぎ、クロール、最後はバタフライと覚えて
選手の練習に付き合って、
夏も、秋も冬も泳ぐ羽目になって
一日中でも泳げるくらいになった。
今でもタイムさえ気にしなければ
半日でも泳いでいられる。
無理やり入れられた水泳部だったけど、
いまでは、海や川や、災害に遭ったとき、
泳げるのは有難いと思う。
先生ありがとうございました😊
16歳の夏の思い出。