今朝の祈り


人を生きるとはどういうことか、

古来から人は沢山の失敗をし失敗の中から良くなるタネを見出し1つづつ花を咲かせてきたのです。

森羅万象をよく見て法則を発見し、
現象を数値化して暦を作り、
見えない魂の神聖な働きに畏敬の念を抱き
祈り祀ってきました。

やがて現象の中から発される「こと」の発端になる事の端(言葉)を生み出し、意思を表す共通の言葉を持ちました。この世は互いの協力なしには生きていけないからです。

発された音を感じるのが読むです。
他者が読む音を感じ入るのです。


古事記塾で一緒に学ぶ意義

古事記で学ぶ事は、難解な神様の名前を覚えることではありません。

古事記の中に込められた古代、日本人の魂に出会うことです。

書物には古代から受けつがれた沢山の知識か詰まっています。古代になればなるほどそれはノウハウではなく名前1つとっても現象そのものや魂の働きことなのです。

知識を得る事は一人でも出来ます。
黙読も音読も可能でしょう。

でも、本当に得なければならないのは知識を腑に落とすまでの感性と、感動をともなった知性に高める事です。

識ってそのままではならないのです。知って行動しない事は知らないのと同じなのです。

魂からの行動があって伝わるのです。
生きてその行動をなさんとするものが集うのが古事記塾という場です。

使命を確認して受け持ちの場に戻り受け日持ちを行う。思うに任せぬこの世でどうにもならぬ事にぶち当たりながら失敗に学び、臆せずに生きる真の愛を学びに来ているのです。

祖先から渡された「やまと人の使命 」日に基づく生き方を優しく、穏やかに、強く、しなやかにやっていくのです。

学ぶ事は実践すること。

みんな分かるまで待っていてはいけないのです。気づい人から気づいた分だけやっていくのです。

時に自信を失い消え入りそうになる時、これでいいのだと
自分の灯明を灯し続ける場が古事記塾の場です。

さあ私も今日も自分からいい日にします。
どうぞよろしくお願い致します。

感謝


来年度の古事記塾のスケジュール