「話す」は「放す」
エステの仕事をしていると施術ベットに横になった途端に涙が溢れてきたり、職場、家庭の人間関係の悩み、苦しみを話してくださる方がいます。
心に起こる苦しみ喜び様々な感動などは、大きければ大きいほど、自分だけの胸にしまっておくのは難しく誰かに話したくなります。
その時、聴く方はどうしたらいいのだろう?
話すは放すに通じて。
お客様は目をつぶりお顔を触ってもらい、心地よくなりながら自分の感情を話しすることによってやがて自分の感情の 整理が出来てきます。
怒りなどの感情の高ぶりを話す(放す)と内面が整理されて、怒っている根本の問題や解決法に気づいて、自分で答えを口にしていたりします。
施術の途中でやがて安心して深い眠りに落ちて行きます。
喜びは一緒に喜んであげられるけど、悩みなどを聞いた時は、良きアドバイスをしてあげなければと思ったりしてしまうけど、私達が心がけていることは聞き出さない、こちらが喋りすぎない、ただ、深く頷き、返事をしひたすらお聴きするだけです。
話すことが100パーセント正しくない場合でも、その人がそう思った感情を大切に受け止めてあげるのです。
誰でも、自分をそのまま認めてもらいたい。
自分を否定されたくない。
自分を無条件に認めて愛して欲しい。
だから自分が悪くないように相手が悪いように話します。
私達は、警察官や裁判官になることを求められているのではありません。学校から帰ってきた子供がお母さん報告するようにただ聞いて欲しいのです。
自分をそのまま受け入れてもらえ安心すると心の奥にある、子供の頃からの悩みやコンプレックス、親との関係などの深い話を始めたりします。
その事でも解決法を聴きたい訳ではなく、傷ついている自分を知って欲しい、頑張って生きてきた自分を褒めて欲しい、親のよう愛して欲しかったことを分かって欲しいのです。
それがその欲求が満たされず次に行けなかったのだと気づくプロセスを目の前で行われているのです。
どうしたら良いかの答えはすでに持っていて、それが出来ないからもがいているのです。
心が立ち直ると心が元気になり、実行しようとする力が湧いていたり、もう一度戻って頑張ろうと思えたりしてその人の目に光が戻ってきます。
心の お手当は良く聞いてあげることから始まります。
自然の中では誰でも自由に解放されるように、
何を話しても誰にも否定されないように、
自然体でただお聞きする
それだけで「わだかまりを手放す」事が出来る。
楽になってくださったら
本来のその人が中から顔をのぞかせています。
話す、放し、そこから離陸出来る翼が生える事かもしれません。
では今日も自分からいい日にします。
どうぞ、よろしくお願い致します。
感謝
ー今野華都子のエステスクール!
https://blog.goo.ne.jp/konno_2011/e/8c844450bc4b6d33ed866cee78f61920
飛んだら足下にハートの光が❣️