西東京市ひばりが丘駅北口 鎌田歯科の院長の鎌田です

 

ここでは歯が長持ちするための咬み方について書きたいと思います。

 

一部のテレビ等で言われている「ボケないようによく噛んで」という定説とは異なることをご了承ください。

 

まず一番大事なことは

 

歯の物理的な強度の範囲で咬むことです。

もちろん歯の物理的強度には個人差があります

歯の大きい人、神経の処置をした歯が多い人、義歯やブリッジの人、それぞれ違います

 

またどんなことをしても歯の強度を鍛えて強くすることはできません。

 

数えきれないほどの回数を咬むことになるので細心の注意が必要です。

 

細かい例で言うと、歯の強度が弱い人ほど

ガムはできるだけ咬まない、咬むとしても最小限の時間にする

食事の時間を長時間にしない

咬むときの歯の接触を避ける

→わかりにくいと思いますが、例えば咀嚼の時上下の歯の隙間が0.1ミリ空いていれば歯は接触していませんが、食べ物はつぶれています。

 

歯ぎしりをしない

お口の中の詰め物やかぶせた歯は、歯の移動やすり減りで当たり方のバランスが変わるので時々少し削って微調整をする(金属やセラミックはすり減りにくいので特に)

 

文字にするとわかりにくいですが、歯科医の立場で言うと「お願いなので壊さないでください」

という感じです。