数日前の神戸新聞社説だが、ずっと気になっているので、やっぱり書いてみることに。
「20年度新規国債発行額108兆円、7割以上が借金」
「財政規律を無視した大盤振る舞いは、そのツケを次世代に背負わせることになり、政治の無責任というほかない。」
昨年度、1人10万円給付、事業所に100万円給付、・・・補正予算・数十兆円。全部、新規国債で。
でも、それって借金? だれに借りた???
これ、いつか返さなければならないお金だとえらいこと。そんなおカネはいらんと、たぶん、多くの国民は思うでしょう。
そうじゃない、政府が国債を発行して、それを日銀が買い取る。政府の内部でのやりとり。
つまり、ただの通貨発行ということではないのだろうか。
よく分からないが、その国債は、実質、返さなくてもよい国債でしょ。
もし、増税して返すとか言うのだったら、配ったカネを回収します ということで、それなら始めから配るな と。
おカネを配りすぎるとインフレになる。国債も信用がなくなる。 だから、発行額はインフレ率を注意しながらしなければならない。でも、今の日本は、昨年108兆円おカネを刷っても、全くインフレになっていない。(円安と原油高騰で輸入物は値上がりしてきているが)。
教えてほしい。「借金」というのなら、誰に返すのか。誰がいつまでに返すのか。 それもしっかり書いてもらいたい。
もう一つ。
「社会保障の財源でもある消費税」
もう、聞き飽きた。違うだろう。消費税は、大企業法人税を下げた分、そして、大金持ちの所得税を下げた分の穴埋めに使われただけでしょう。 社会保障の財源というならば、どうして、10%にまで上げているのに社会保障はどんどん低下している?
庶民にとっての真実をマスコミは伝えて欲しい〜。