今回は任脈の関元(かんげん)です。
關元は元気の関所という意味からこの名がついた。別名「丹田」
場所は、臍の下母指と小指の付け根の幅くらい下に恥骨という骨があります。
恥骨の上のキワ、体の中央が曲骨です。
曲骨と臍の間を5寸として、曲骨の上2寸が関元。
関元は下腹部の膀胱や生殖器などに陽気(あたたかさ)を与えるツボである。
別名が丹田であることからも気(温かい)が集まるところであるのがわかる。
体が冷えるとおしっこが近くなるので、頻尿にきく。他、泌尿器系、生理不順、不妊、男性不妊、冷え症、元気不足などに効く。