「美人じゃないけど」

これは私が

若い頃からしょっちゅう言われて来たコトバ笑笑



美人ではない、、、、ことで得をしたのは


話しかけやすい?ことかな。


東京で学生をやっていた若い頃、、、、


百メートルに一人は声を掛けてきた。

そう、

ナンパ笑されまくっていた。


我が子たちに

「君たちはさ、ナンパ文化ないの?」

と聞いたら

「ない」

とキッパリ。

そうなんだ、、、、?ナンパないんだ(^^;


先日友達に会った時

「母がくららさんのこと誉めていたわ

チャーミングな人って。

美人じゃないけど」

って、言われた( *´艸`)

ん?誉めてる?んだよね笑



兄が同窓会に行ったら

昔よく遊びに来ていた人たちから

「妹元気?」と聞かれ

口々に、

「妹、昔アイドルみたいに可愛かったよな、

美人じゃないけど」

と言われたよ、と。

アイドルは可愛くて美人なはず(^^;



次男は、子供の頃から私の事を

「ママかわいい」

と言っていた。

長男に

「次男にさあママ、かわいいって言われるんだよね」

とどや顔で言ったら

長男が

「弟が言ってるのはそういう可愛いじゃないから。

小動物的なかわいさというか、、、、」

冷静に言われた笑笑


小動物?、、、、それは

いいのか?母として?(^^;



学生の頃、、、、

電車の中で他校の生徒からラブレター貰ったし

卒業式に年下の男の子からラブレター貰ったし

(ラブレター、、、、今は文化にないのかな)

車で信号待ちしていたら右折してきた車が通りすぎたと思ったらバックしてきて(危ないじゃないか!)

「一目ぼれしました!お茶飲みに行ってください」って言われて必死で逃げたことがあった。



若い頃

凄い美人な友達が

「私、一人でいてナンパされたことないのに

くららちゃんと一緒にいるとナンパばかりされる。」

と言ったことがある。


バイトの面接で

即採用の返事を貰い、

あとから面接官が

「美人じゃないけど可愛いから客が増えるだろうから採用しよう」

と言ったと聞いた。


てかさ

可愛いだけで良くない?笑

何故皆

美人じゃないけど、、、、を付ける?笑



若い頃を振り返る、、、、

私は、、、、

何にも考えていなかった、、、、。

その人間的な軽さが

やたらと人から声を掛けやすい雰囲気だったんだろうな。要するにスキだらけだったのだろう。

母を早く亡くしたことで

寂しくて

どこか愛情に飢えていたのは否めない。

捨て犬みたいに

ほっとけない雰囲気を醸し出してしまったのかも知れない。


そういえば、、、、

新婚の頃、

主人が出席するはずだった地元の名士が集まるイベントに

ぎっくり腰になった主人の代わりに出席したことがあった。

その時

主宰者にご挨拶に伺うと

「美人が来てくれた、大歓迎」

と言われて

思わず後ろを振り返り

「美人」を探したが

おじさんしかおらず

「えっ?私?」

と真面目に言ってしまったことがある。

社交辞令を知らなかった私である(^^;



一度でいいから

「くららさんは美人」

と言われたかったなあ。