頑張らないで

テーマ:

身近な方を亡くして、何も出来なかったことに後悔している…というメッセージや、介護の悩みについてのご相談をいただきました。
高齢者や疾患を抱えた方を援助する仕事をして○年……その立場からお話させてください。



対象者に対して、イライラをぶつけてしまった… 嫌な言葉を吐いてしまった… 自己嫌悪に陥っては同じことを繰り返す…情けない…


大丈夫です(*^^*ゞ
家族なんですもの、それはそれで、家族の形として、良いのですニコニコ

私の母は、我が儘ばかり言っていた私が、
「我慢する良い子」になってしまったときが、一番悲しかったようです。
病室で泣いて我が儘言われることに幸せを感じていたそうです。


家族だから…病気だろうと何だろうと、感情をそのままぶつけたとしても、
病む人は、その方が気持ちが楽になることもあるのだと思います。


メッセージ下さった方も、
最後まで、家族が家族らしくいられたことは、幸せなことだったと思いますニコニコ

老〃介護で夫婦喧嘩が絶えない家も多く見られますが、私はいつも

「夫婦喧嘩?いいねえ~どんどんやって音符

と言っています。

確かに、認知症は否定してはいけない…等、正しい対応をレクチャーすることも大切ですが、

正しい対応は、プロが関わってやれば良く、
家族に過度に指導してしまうことは、逆に
「その家庭らしさ」
を奪うことになったり、
家族に罪悪感を植え付けてしまうことにもなりかねません。

また、良かれと思っての指導や説明は、
介護のプロではないご家族に日常生活で緊張を与え、
それが対象者へ伝わり、
ぎこちない家族関係にしてしまうことがあります。

誤った対応をしているご家族には、
注意をするのではなく、
とにかく傾聴します。


対象者を怒ったりしてしまうご家族もまた、皆さん、本当に愛情深く、憎しみで怒ったりしていません。

私はいつも、
介護はプロに任せましょう…
家族は、まずは自分の生活を大切にして、
楽しみは我慢しないで下さい…
そうお伝えしています。



すぐに大声で怒鳴る夫と、それが嫌だと嘆く妻…
この ご夫婦援助をして3年になります。
始めの頃は、深刻でしたが、
怒鳴る夫は変えられないので、
妻の話をとことん聴くことにしました。

妻から頻回に電話が来ては、駆け付けることもありました……二人を離すことも考えました。

でも、夫は怒鳴ってスッキリし、
妻は愚痴ってスッキリ…案外バランスが取れていることに気が付きました。

体調を崩した夫が怒鳴らない時は妻も元気がなく…2人で寝込む日々がありました。


近頃は、私の前でも夫が妻を怒鳴るため、

私が妻に
「私が怒ってあげるね」
と言い、夫をたしなめると
「くららさんに怒られちまった」
と夫が笑って終わり…ということもあります。

最近は、怒鳴られたら
「くららさんに言いつけるから。」
そう妻が夫に言い返し、それだけで夫婦喧嘩は収まると言っていました。


初めて訪問した頃は、
険しい顔した夫が怖くて仕方なかったのですが、
今は可愛いとさえ思ってしまいます。

歴史ある夫婦や家族の形を他人の私が変えようとした頃は、失敗ばかりでした。

今は、まずは、ありのままを認める…
教育はしない…


家族の形はそれぞれ…

対象者の介護を巡って
家族同士の意見が食い違っているときは、

「幅広く意見を聴きたいから」
と遠方の方にも来ていただくことがあります。


それぞれの思いを一つに纏めることは難しいですが、
試してみる…

とにかくやってみる…


それで何となく折り合いがついていくこともあります。

私の場合、最後まで見た後で ご家族から、恐縮するほど感謝をされる成功例は、皆さん、信用して頼ってくれた場合です。


一番悲しいのは、対象者は私を頼りにしてくれていたのに、ご家族が自分の考えを押し付け、聞く耳を持たなかったケース。


介護は、頑張れば上手くいくわけではなく、
いかに介護サービスをうまく利用し、頑張らないでいられるか?

いかに楽をするか?

お金がなくても、色んな方法があります。

ケースワーカーさん、ケアマネージャーさん、社会福祉士さん、保健師さん、主治医… などなど

プロを頼って欲しいなと思います。

家族だけで抱え込まないで……
巻き込める人は巻き込んでしまいましょう(^o^)


どうか…
頑張らないでくださいね。

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ドボンッ

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長男が小学校入学した春、
次男と一緒に長男を学校までお迎えに行ったことがあった。

校舎の前には小さな池があった。

昇降口の前で長男を待つ間、
次男はちょこまかちょこまかと動き回っていた。


ドボンッ!


大きな水跳ね音に振り向くと、
次男が自分の頭くらいある大きな石を池に落としていた。


「そんなことをしたらいけない!!」


いつの間にか集めてきた石を片付ける…


ドボンッ!!!


さらに大きな水跳ね音!!

「だから石を落としちゃダメだってば!!」


振り向くと…


次男が池に飛び降りて遊んでいた。
幼稚園の制服はびしょびしょだった。


「だって石を落としちゃダメなんでしょ?!」

と言いながら。

飛び降りもすぐに禁止したが…

次男は未練がありそうだった…


次男は、その2年後、
小学校入学してすぐ、
池のほとりの銅像に登り、足を滑らせて池にドボンッ。

その時、お腹をぶつけてシャツを血だらけにして帰ってくることになるとは…


その時は想像だに……していたんだな、
これが! OTZ
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