愛情欠落人間は

小説を読まない。

ドラマを観ない。

映画を観ない。


他人への共感力や

創造力や

感情移入が出来ないから

それらの媒体はつまらないのだ。

だから

興味がない。


常に

自分がどう思うのか?

自分が好きか嫌いか?

それを軸に考えるから

自分が気持ち良くなることだけを考えているので


自分が主役の小説

ドラマ、映画、、、、の中をリアルに生きている。

自分の思い通りにならない相手とは

説得や話し合いなどしない。

相手と対峙するには一定のリスペクトがあってこそ出来るのだ、、、、。

人として尊重していない相手には

一方的に自分の考えを押し付けて終わり。



指示と命令のみで生きてきた人。

努力して人から慕われた身内のお陰て

沢山の人から頭を下げられ、

そして「勘違い」した。

自分は偉いのだと。

だから言うこと聞かない相手は罵倒する。


そういう人が親になったら大変。

子供は

操り人形になる。


優秀な子供や孫は可愛がり、ある程度の自由は尊重するけれど

障害ある子供には自由意思を与えない。

全て自分の思い通りに動かし、

生きる力を付けさせる労力は惜しむ。

自分でやってしまったほうが楽だから。

5分費やしたら子供自身で出来るのに

5秒で自分がやってしまう。

そうやって子供の力を奪った結果

大人になっても何にも出来なくて

その面倒を見させる為に

次は別の子供の人生を奪う。



施設に入った毒母から

自由になった彼女は

金品が介在しない友達が初めて出来た。

何でも「いいね!」と認めて貰えて

出来たことは誉めて貰えて

色んな所にお出かけして

畑仕事をして

収穫して

みんなと一緒の時間は

楽しくてたまらなくて、、、、、。

これまで見たこともない弾むような笑顔。


彼女が何十年も何を望んでいたのか?


ごくごく当たり前のこと。


友達と遊びたい。

友達とお出かけしたい。

自分で出来る事をやったら

誉めて貰いたい。


それだけだったんだよね。



嬉しくて楽しくて、そんな話を母親に

聞いて欲しいのに

娘の笑顔に顔を背ける。


ストレスをひたすら食べることで解消し、

食っちゃ寝食っちゃ寝の生活、、、、

そこから脱出し

友達と一緒に活動するようになったら

知らないうちに

肥満、糖尿、高血圧、、、、などが改善した。

泣きわめくこともなくなった。

人の悪口と噂話しか話題がなかったのが

友達と過ごす楽しい話が増えた。


娘の幸せそうな姿は

母親は喜ばない。

愛情なんてなかったから。

支配欲だけだったから。

仕方ない。



ただ、、、、

哀しいことは

そんな母親でも

子供たちは

心から愛しているんだよね。

どんな毒親でも

子供というのは

親のことが好きなんだね。特に母親、、、、。

「憎しみ」を持つ子供もいるけれど

それも愛情の裏返し。



血は水よりも濃し、、、、、。