事業所でコロナの最新情報研修会があった。

最近のコロナの型は

あの志村けんさんの命を奪った重症度の高かった頃を彷彿させるものが増えているとのことだった。

コロナ重症化による病床利用率や

死亡率も上がっていることを

都会の最先端で治療に当たっている医師が

オンラインで説明してくれた。

事業所に来て説明してくれた講師は

今は

世の中の人と

医療従事者と

見える世界が全く違うのだということを

図解入りで教えてくれた。


世の中の人、、、、コロナは過去のもの。

コロナはただの風邪。

コロナになったらなったで仕方ない。

いまだにマスクしてるなんてバカじゃない?

ワクチン?そんなのする必要はない。

マスクしないで

人混みに行き、

熱が出ても

咳をしても

喉が痛くても

市販薬飲んで様子みよう、会社も学校も休むことはない。

だって

周りに誰もコロナで苦しんでいる人なんていないよ?

、、、、

、、、、

世の中の人が見ている景色は大方これだろう。



知人の高齢父親が

介護施設でスタッフからコロナを移されたという。

施設側は「今はどこでも移るから」と言ったという。

診療所に

「介護の仕事してます。

家族がコロナですが、抗原やって、陰性なら仕事していいと言われてます。喉は痛いんですけどね。」


介護に関わる人の認識も様々。

私が働く事業所の介護施設では

家族がコロナになったスタッフは1週間の有給にしている。

今まで

ただの一度も施設内感染はない。

病気を持つ高齢の入居者さんを守るために

スタッフ一人一人、

それはそれは注意に注意を重ねている。

体調不良や

家族のコロナなど

勤務は気持ち良く代わるなどしてくれている。


診療所ではコロナ治療は積極的にやっている。

重症になりそうな方は病院紹介している。

コロナをきちんと治療しなかった方の肺炎や

コロナ後の不調、後遺症、、、、


元々健康だった若い人。

数ヶ月前に「軽い風邪」を引き、

市販薬で治したという。

その後続く不調。

ずっと百メートルを必死で走った後のような苦しさ。

集中力低下。

続く胸のざわつき

長引く咳。


血液を調べた所

「軽い風邪」はコロナだったことが判明。


コロナは厄介な病気、、、、。潜在していた病気を発症させた例も沢山ある。


かかりたくない。


もしかかったら

きちんと治療しなくちゃ。

ワクチンは必ず打つ。



それが

医療従事者から見える景色と

世の中の人が見ている景色の違いなのだろう。



マスコミは

もう何にも報道しない。

芸能人の不倫とかそんなことより

薬局から

何故薬がなくなったのか?

その理由を

書いて欲しい。


取材能力や

その粘りを

国民の命を守る為に使ったなら



世の中の人が見る景色が

変わるだろうに。


このままだと

日本の医療は


終わっちゃうよ?