イルカ27.5g、ぶどう28.4g

テレビは観ないと言いながら昨日は井上尚弥のボクシングを観る(地上波)。各団体王者のトーナメント戦の決勝。相手はスーパースターのドネア。5階級制覇のツワモノである。今まで圧倒的な強さで勝ち上がってきた井上もさすがに手こずる。一時はあわやという場面もあり、これほど井上が打たれたのは初めて見た。11ラウンドにようやくボディーブローでダウンを奪い判定勝ちとなったが、年齢を考えるとドネア強しの印象が残った(38歳)。西岡と米国で戦った頃(2012年)のドネアだったら、やばかったのではないか。ボディーでダウンを奪われながら、最終ラウンドでは逆に盛り返すなど、並の精神力ではない。今まで底の見えない井上の強さだったが、ドネアクラスではそうそう簡単ではないということだ。

 

今日も朝から青空広がる。室温は23度、終日加湿器入れても40%を少し上回る程度。ぶどう28.3g、イルカ27.6g。

午前、マクロはぶどう、イルカと共に放鳥。イルカはマクロが居ると気が休まらない。ストレスからか、一度餌を吐き散らした。

膠着状態から仕掛けるのはたいがいイルカだ。自分の巣に行けないので、マクロのことは鬱陶しくて仕方がない。マクロにすればイルカのそばに何とかして居たいので、どんなに威嚇されても寄って行く。

 

 

振替休日で青空広がる。イルカ27.7g、ぶどう28.4g

息子は風邪が少し残るが、おにぎり持って岡山に戻る。

マクロは22.5g。結構大きくなったように思うが、それ程増えていない。一月前、フォーゲル病院では21.0gだった。

ギターを弾きながら、イルカとマクロを放鳥させるが、部屋中飛び回って激しくやり合う。やっぱり無理か。

 

 

とりあえず回復し曇り日。イルカ27.2g、ぶどう28.4g

今日もリビングで、マクロは相変わらずイルカにアタックする。

イルカもたまらず攻撃するがマクロはひるまない。どうやらパソコン周辺の場所を占領したいようだ。メスの声を聞かせたのがよくなかったのかも。その後マクロはケージの入り口で固まって動けなくなる。イルカと長時間やり合ったので、燃料が切れたのか。放鳥すると自分からケージに戻って栄養補給をしようとしない。

 

 

どんよりした曇り日。イルカ27.1g、ぶどう28.3g。

いつもどおり午前はリビングでマクロは出しっぱなし。ぶどうとイルカは迷惑顔だが、かまわずイルカにはつきまとう。鳥も美しいものがわかるのだろうか。ぶどうもシナモン文鳥で可愛いが、イルカは白無垢のような白文鳥。

あちこちで話題になっていたので、独ソ戦(大木毅)岩波新書読了。空前にしておそらく絶後、史上最悪の絶滅戦争。大日本帝国も愚かだったが、桁が違う。第二次大戦でのソ連の死者2700万人。にわかにはイメージできない、撤退も降伏も許されない世界。

今年の必読書。

 

 

今年だけの祝日。久しぶりに青空広がる。

イルカ26.9g、ぶどう28.5g。

午前はイルカとマクロをリビングで放鳥する。玲子がいるので安心感があるのか、マクロはイルカにつきまとう。イルカは嫌がって威嚇する。どうやらマクロと仲良くする気はないようだ。

午後は西武図書館に徒歩で行く。皿池のヤギは一匹になっている。カメは普通のえさを食べなくなったので、切り落としの刺し身を与えると俄然よく食べる。

 

曇り日が続き、夕方から本降り。

ぶどう28.5g、イルカ27.4g。イルカの体重が戻ってきた。

ぶどうはせめてあと1gは減量したいが、今の餌の量では難しいか。

昨日のギターコンサートは、北海道から参加の「渋谷環」が圧巻の演奏だったようで、知人によると、この演奏を聴けただけでも行ったかいがあったとの感想。コストの「オートゥイユの夜会」Op23という、なじみのない曲を弾いたらしい。そろそろ還暦だと思うが、精力的に活動しているようだ。40年ほど前、北海道の山下和仁と騒がれていた時期もあった。ぶどうは書物をしていると増々怒るようになってきた。ぶどうから順にベランダに出す。

リビングでイルカとマクロを放鳥させて、ギター練習、読書。今日はどちらもおとなしく指と肩に乗っている。マクロも少しずつ周りの空気に合わせるようになってくれるか。

台風がまた近づいているのか、秋の一番良い時候にどんよりした空が続いている。しかし部屋ではまだ半袖で過ごせる。

イルカは書き物等していると、半分は巣の中でおとなしくして、こちらを伺っている。ぶどう程まとわり付かないから、つい放鳥時間が長くなりがち。

マクロはリビングでの放鳥時間は午前の1時間だけで、午後は洋間に置く。

夕食のお好み焼きにチーズとキムチを入れる。ソースが不要になり、特にチーズがよく合う。カツオ節のパックをイルカが巣に運んでいた。量ると2グラムある。人間に換算すると4.5キロのものを口に加えて飛んでいることになる。

 

 

 

曇り日。イルカ26.6g、ぶどう28.6g

3羽いてもそれぞれが孤立している。ただマクロは、まだ人間への依存が少ない分、他の鳥への執着が根強く残りそう。

15時にはぶどうのエサ箱は空だ。

嫁は尼崎つかしんホールへ友人数名とギターコンサート行き。

関西を中心に、関東や北海道からプロのギタリストが集まる。

 

曇り日。降ったりやんだりで少し蒸し暑くなる。

ぶどう28.5g、イルカ26.9g

マクロはおおかた家内をパートナーとしているが、自分とイルカがいると、気になってしようがないようで、何度もアタックしてくる。

パートナーでない人間であっても、途中に人が介していると、積極的に接触しようとする。鳥も単純ではない。

午後、ぶどうとマクロをケージ扉を開けたまま洋間に置く。マクロは外に出てぶどうのケージに乗ったりしているが、ぶどうはケージ内の鏡と向き合っている。別に喧嘩もしないが(争うべき対象がない)人間がいないと、ぶどうはケージの中が全世界なのだ。

 

 

朝から雨模様。イルカ27.0gで下痢気味、ぶどう28.7g。

救急車のサイレンの音に反応したのか飛び回る。以前飼っていた柴犬もサイレンの音に遠吠えで応えていた。野生と郷愁が目覚めるのか。

「70歳になって隠居する人は、まあ3年もたたぬうちに死ぬ覚悟でおらねばならない」(エジソン)

60で毎日文鳥と遊び呆けている私はどうなるのでしょう。

洋間で同時3羽放鳥させる。ぶどうは普段からイルカ、マクロには無関心ではあるが、今日は静観の態度は取らない。手の中に飛び込んできて、この場所は絶対死守という悲壮感で2羽に立ち向かう。イルカには、普段見せたことのない怒りの目で対峙している。マクロは息子の部屋に飛んでいってしまった。

3羽のバトルは何とも表現しにくい複雑な様相。3羽が入り乱れるということはなく、基本的には1羽は2羽の戦いを観察している。

いずれにせよ、どれが強いというより、イルカの巣のように、自分の場所は譲らない気構えをそれぞれが持っているようで、深追いはしない。一見激しくやり合うが、致命的なことは避けるといったルールはあるようだ。

そのあと、イルカとマクロだけにすると、互いに求愛ダンスを長時間していたが、和解したのか。2時間ほど放置して覗くとカーテンレールの上で静かにしていた。