日増しに秋が深まる。散歩途中の住吉神社を通ると、キンモクセイが匂う。娘の香水と同じ匂い。

ぶどう28.5グラム。イルカ26.9グラム

ぶどうは左手でしか求愛ダンスをしない。右手はあくまでくつろぎの場所であり、左手は一種の戦場である。左手首でダンスのあと、指まで登ってきて交尾の姿勢を取り、羽をばたつかせて指を激しく噛む。交尾は暴力行為の側面があるのは否定できない。チャイコも水の中ではオチャイから必死に逃れようとする。動物のメスは交尾から逃れようとする。オスの強さを見極めようとしているのか。求愛ダンスのこの行動はイルカには見られない。マクロもそうだが、たださえずりながらピョンピョンはねるだけである。

メスの鳴き声を聞かせると、ぶどうは異様に興奮するが、イルカはさほどでもない。単に個体差なのか育った環境なのか。

文鳥の生活の半分の占めているのは毛づくろいだ。見ていて愛らしいが、ほとんどの鳥たちは誰に見られることもなく一生を終わる。人間にとってこの毛づくろいにあたるものは何だろうか。人生の半分を占めているもの(占めるべきもの)は何か。

マクロがしつこくイルカを追いかけるので、ついにイルカが本気で対応する。しかしマクロは一歩も下がらない。ねじ巻き声に閉口してイルカは撤退。

大塚家具(神戸)でダイニングテーブル購入。ハギは4枚で椅子なしで28万円の散財。銀婚式の記念と納得させる。

 

 

快晴。朝は晩秋の冷え込み。

物事は流血にもかかわらず進む。流血の結果として進むものではない(ピーサレフ)

コンマ1グラム単位の計量器を購入。シビアに表示される。イルカは26グラム、ぶどうは28.6グラム。イルカは食いが今ひとつよくない。あきこ先生の指定量だとエサ箱の底が見える。ぶどうはおかまいなく食い尽くすが、イルカは食べにくいのではないか。増やしてみるとガツガツ食い出した。

マクロは午前放鳥するが、ケージに戻ろうとしない。ベランダの出入りがしにくいので捕まえようとすると、カーテンレールとケージ間を5往復程逃げる。大したスタミナだ。さすがに午後はケージから出ようとしないが、水浴びはしっかりやる。

16時、家内は濱田圭ギターレッスン行き。

ぶどうはそろそろ水浴びを嫌がりだす。去年もこの時期からそうだった。今日で2日していない。

 

 

 

 

曇り日続き日増しに肌寒くなる。

関東は今回の台風で死者60人超。

ぶどう28.5グラム、イルカ27.0グラム。

マクロは何とかしてイルカと遊びたい。無関心ほど救いのないものはない。嫌われているほうがまだ希望がある。

娘は昼食後、東京に戻るため出発。大久保駅まで送る。

文鳥3羽でマクロを隔離しないとなると、放鳥の時間配分が難しい。特に家内がいないときが問題だ。

マクロは素直なところはあるが、ケージに戻すのが一苦労。指には乗ってもまだ掴ませない。結局午後から一度も出していない。

 

 

体育の日。曇り日が続く。

イルカ27.0グラム、ぶどう29・0グラム。

自分が一人のとき、イルカとマクロを出すとイルカが嫌がるのでよくない。午後、息子は岡山に戻る。

ぶどうはイルカにもマクロにも関心がない。マクロは今のところ、人間よりイルカに好かれたい。イルカはぶどう程ではないが、鳥と接触したくはない。(メスでない限り接触する理由がない)

マクロは劣悪な環境ではあっても、生後10ヶ月間、鳥の中で生活していた。正常な感情ではある。

 

 

終日曇り日。ぶどう28.5g、イルカ27.0g

イルカはマクロとは比較的良好な関係。一緒に放鳥していても特に問題なし。

午後、家族はアスモ加古川行き。夜は豚骨鍋。この電気鍋は購入してから25年を超えている。発火しないうちに買い換えなければいけない。我が家はなぜか異様に電気製品が長持ちする。

 

関東直撃は確実で、東海道新幹線は運休。こちらも雨だが風はなく朝の冷え込みもない。夕方には千葉に上陸して関東各地は大雨。多摩川も反乱の可能性ありということで、娘の住んでいるところも避難勧告が出たようだ。

イルカ26.5g、ぶどう29.0g。