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今日のテレビネタ。
白✖️黒だから、「ペンギン」と呼ばれた鳥の
不思議なお話。




皆様、こんばんは
緩和病棟アロマセラピスト
英国IFPA認定芦屋サテライト校
佐々木恵子です。




事故の車椅子生活になってしまった、
オーストラリア人のあるお母さん。




3人の息子達の世話もできない、
私は生きている意味があるのだろうか?と、
シャワーの音で泣き声を誤魔化して暮らしていた。




そんなある日、
車椅子での散歩中に
巣から落ちて怪我をしたヒナ鳥に出会う。




その鳥は
白と黒色をしていたので
子供達は「ペンギン」と、名付けて可愛がった。




子供達が学校に行っている間にその鳥の世話をしたのは、車椅子のお母さん。




傷ついた小鳥を世話していたつもりが、
「世話をしてもらったのはわたしの方だった」




と車椅子のお母さんは話す。




そのペンギンと呼ばれた鳥を世話する事で
彼女には笑顔が戻り、
好きだった海でのスポーツ、カヌーにチャレンジし
見事オーストラリア代表として世界大会に出場した。




お母さんに笑顔が戻り
車椅子の自分を嘆く事が無くなった時、
ペンギンもすっかり大人になり
森に戻っていったそう。


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言葉なんて話せないのに
ましてや人間でもないのに、
ペンギンはしっかり車椅子のお母さんの
心の傷を癒し、
生きていく勇気を思い出させた。




そんな心温まるお話は
本にもなっているそうです。


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言葉が話せない「鳥」のペンギンなのに
しっかりそのご家族みんなを癒してしまった。




以前、緩和病棟で一緒だった
ラブラドールのももちゃんを思い出します。
黙ってそこにいるだけで、
患者さまも、私も皆んなが笑顔になった。




動物の癒しパワーってなんでこんなに
凄いのかなあ!




そして、
「世話をしてたつもりが、してもらってた」と
話すお母さん。




それは、
いつも緩和病棟で私達アロマセラピストが思う事と一緒でした!




患者様たちをアロマで癒しているように見えて、
いつも癒して頂いているのは
私達の方なのです。