レコーディング 【エレキギター編】 | 横浜橋スタジオ

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レコーディング 【エレキギター編】

さて、第2回です。
今回は、エレキギター編です。

もちろんですが、アンプで鳴らして音を録る、ということです。
昨今、シミュレーターが充実してきましたが、やっぱり生音がいいですね。

まず、私がよく使用するマイクからご紹介しましょう。

・SHURE SM57
説明不要の王道ですね。
やっぱり定番というのは、そう呼ばれるだけの理由がありますね。

・SHURE SM57 (Active)
こちらは、SM57 をトランスレスにしてプリアンプを搭載したマイクです。
「Umbrella Company」さんのところでやっていただきました。
特性としては、従来に比べて中高域が伸びる感じですね。
コンデンサーマイクっぽい路線になってきます。
大雑把に言えば、ロックなコンデンサーマイクといったところでしょうか。
これを1番使っているような気がする。

・SENNHEISER MD421-U
私にとっては、頼りになる万能マイクです。
エレキギターに限らず、様々な場面でよく使います。
コシのあるサウンドを狙う時は、必ず登場しますね。

上記の3つが主ですが、その他状況によっては、
・SENNHEISER MD421-HL(白クジラ)
・UHER M-534
・AKG D112
とかですかね。
候補の中から、2本を組み合わせて録ることが多いです。
(でも、ミックスで使うのは1本だけだったり。笑)

コンデンサーマイクはクリーン系の時に使うことがありますが、メインというよりサポート的な感じで使うことが多いですね。
Neumann U87Ai とか、SONY C-38B なんかはやわらかさが実に上手く作用してくれたりします。
歪み系ではほぼ使わないですね。
なんか個人的に、録って欲しいところ(ポイント)がちょっと違うんだよな〜、という感じなもんで。笑

そういえば、ステレオ録りがほとんど無くなりました。
空間系のエフェクトはあとで録り音にかけることが増えたからですかね、ちょっと寂しいです。
たしかに後々を考えると便利なのですが、かけ録りした時の無骨だったり、

融通がきかない感じがまたよかったりするんですよねぇ。
「これ以上調整きかねぇよ!」とかブツブツ言いながらミックスするんです。
でもそれがまたイイ……って、ツンデレか!? 笑
そもそも調整する必要がない事の方が多かったりもしますけどね。
JCのコーラスなんか、プラグインでは出せない雰囲気があると思います。

マイクプリアンプは、マイクとの相性を見て選択することが多いですね。
録り音の質感がどうなるか、というところを重視する感じです。

マイキングは、あまり奇をてらうことはしません。
基本、真ん中です! (`・ω・´)b
よく、コーンの真ん中は音がキツいからちょっと横にズラす、みたいなのがあったりしますが、
個人的にはやはり真ん中が1番バランスが良いと感じます。
キツかったとしても、マイクやマイクプリの選択、距離で充分に調節できます。
あとは狙うサウンドの質感に合わせて、ちょっと横にズラしたり、斜めから狙ったりと試したりすることもあります。
(そんなに試す時間が無いことの方が多いけど。笑)

アンプシミュレーターの進化により、アンプ録りの機会が減ってきてますが、ここで個人的な思いを言うとやっぱり生音(アンプ)がいいと感じます。
シミュレーターももちろん良いところがたくさんあるのですが、ミックスとか進めていくと最終的に納得いくところに落ち着くのはやはり生音のケースが多いですね。
シミュレーターで良い音は作っていけるのですが、芯の部分がしっかり鳴っていないな、

と感じることが多いです。
もちろん、シミュレーターでもしっかりしたサウンドを作ってくれる方はいます。

個人的な感じ方によって色々ですが。
そういうわけで、ミックスというか他の音が重なっていくと存在感が薄くなっていくというか、

芯が細くなっていくように感じます。
(私のミックスに問題があるということも…も…も…いやいやいや!……大丈夫かな?? 笑)
不思議なことに単体で聴くと、カッコいい音だね、という感じだったりするのに。
そう考えると突き詰めていったら、シミュレーターで音を作るのはアンプよりも難しいのでは、とも思ったり。
ギタリストではないので、あくまで憶測ですが…。

他に気にするところでは、音量も気にします。
音量もサウンドを決める大事な要素です。
あんまりデカすぎるのは困りますが、アンプをしっかりドライブさせて芯のあるガツンと来る音を録りたいですね!


さて、どうでしょうかね、エレキギターに関するところはこんなもんでしょうか。
このぐらいにしましょうかね。
というわけで、ではまた次回~。

つづ・・・・・けたい。笑