「一天にわかにかき曇り、昼間の明るさは消えうせ、まるで夕闇のごとし。」
などという大袈裟な表現を使いたくなるほど、先週木曜の桜島の爆発的噴火は大規模なものでした。報道によると17年ぶりの降灰量だったそうです。県外でも新聞紙上等でかなり大きい取り扱いをされたようで、私や家内の学生時代の友人から「そっちは大丈夫か」という電話をもらったりもしました。(ポンペイの大噴火のように、灰にすべてが埋もれてしまうイメージだったのでしょう。)
17年ぶりということは今の小中学生の皆さんはこれほどの規模の噴火は初めてということになりますね。実際、ちょうど噴火のときに卒業生が高校の真新しい制服に身をつつんで顔を見せに来てくれていたのですが、
「何だこれは。ど、ど、どうしたんだ。一体何が起きたんだ?」
という表情をしていました。
私はといえば落ち着いたもので「ああ、桜島の爆発か。久しぶりに大きいな。」とは思いはしましたがそれほどの驚きは感じませんでした。というのも私達の年代であれば桜島は今よりもっと頻繁に爆発を繰り返したことを経験しているからでしょう。音を立てて灰が降るのも、噴煙が数千メートル立ち昇るのも何回も何回も身をもって体験しています。
特に学生時代に県外から帰省すると、雄大に噴煙をたなびかせる桜島を見ないと「鹿児島に帰ってきた」という実感がわかないほどでしたから。
先の卒業生の驚きようと何という違いでしょう。やはり経験しているということは強みなんですね。(もちろん経験則がすべて生きるわけではありませんが。)
4月から新たな環境に身をおいている塾生、卒業生の皆さん。
学習においても同じことが言えると思います。様々な問題演習を積むことにより、あわてずに対処することが出来るのではないでしょうか。
それはやったことがあるから解けるという単純なことばかりではありません。未知の問題にあたったときもそういう経験があればいたずらにあわてず、かつ投げ出さず「どういう思考回路をたどればいいか。」という形に自分をもっていけると思うのです。
また学習面ばかりでなく、自分の目で物を見、自分の頭で物を考えることは非常に大切だと思います。様々なことを見て、様々なことを考えてください。それが君達を成長させていくはずです。そのためにも自分なりのアンテナをはり、失敗とか成功とかは考えずに進んでいって欲しいと思います。
城西校より Nice Guy でした。
See you