現在は、
蛍舟が運航している時期ですが、
私が帰省した時期は、
５月下旬で、
まだ運航されていなかった
（大人気で飛び込みでは無理らしいけど）
しかし現地に行けば
ちょっと気が早い蛍が観られるのではと、
行ってきたんですよ
30分ほど車を飛ばし、
蛍鑑賞の拠点となる
「道の駅 蛍街道西ノ市」へ
Google Map上だとこの辺り
周囲は、山と田んぼに囲まれる
日本の原風景
駐車場はなぜか
他都道府県ナンバーの車でいっぱい
首都圏だけでなく
北関東のナンバーも
キャンピングカーも数台
18時くらいで、
まだ明るかった
予定外でしたが、
一風呂浴びることにしました
中庭を進んでいくと、
日帰り風呂
蛍の湯があります
大人670円
子供310円
源泉掛け流しではなさそうだけど
温泉です
何も持ってきていなかったので
タオルも200円で買った
男女の湯は月で替わるそう
この時女湯だった
舞の湯
（画像は公式サイトよりお借りしました）
浸かって思い出した
このお湯は
驚くほどトロトロなんですよ
低張性アルカリ性冷鉱泉らしい
露天風呂でも時間つぶし
（画像は公式サイトよりお借りしました）
浴場はかなり混雑していたので、
寛げはしないけど、
時間つぶしにはなりました
お風呂以外の施設は
もう閉まっているので
周囲を探索
裏手には
「豊田ホタルの里ミュージアム」
当然、この時間は閉まってる
マニアックな学芸員川野さんが、
一人で運営されています
薄暗くなってきたので、
道の駅のそばを流れる
木屋川へ
ホタル鑑賞地なんですけど…
一匹もいない
おばさん一人で
薄暗い中
川と施設周辺を
グルグル散策
いない・・
ダメ元で
道の駅施設内の
観光案内に行くと、
いつの間にか現れた
法被を着たホタル案内人の女性が二人
「ホタルはまだ見られないですか？」
「ここでは無理ですね
ホタルはまだ川上にいます。
一ノ俣温泉まで行けば見られますよ。」
「えっ、一ノ俣！？遠いですよね？」
「車で15分くらいですよ。
どこから来られたんですか？」
「帰省中なんですけど、
横浜から来ました。」
「せっかく横浜から来られたんだったら、
是非行かないと」
道の駅 蛍街道西ノ市
場所：山口県下関市豊田町中村876-4
一ノ俣温泉を目指し、出発
知らなかった
ホタルって川上から
川下に降りてくるものなんですね
ヘッドライトだけが頼りの
漆黒の闇
うねる夜道
TDLのスペースマウンテンの
光がないバージョン
ナビ頼りで車を走らせていると、
しばらくして
工事現場のようなピカピカライトと
人影が見えたんです
そしてラッキーなことに
子供達を迎えに
大型バスが2台やってきた
ここだ、ここで間違いない
一般車用の駐車スペースらしき場所に
車を停め、
河原らしき場所に進みます
暗闇過ぎて
大型バスがいなかったら、
方角もわからなかった
ホタル
なんのこっちゃでしょ
ホタルってほんと撮影泣かせ
実際は、
川にはホタルの光、
空には星々の光が
輝いていました
余談ですが、
歌舞伎の舞台の中で
何人かの登場人物が
暗闇の中で黙ったまま
探り合う演出のことを
「だんまり」っていうんです
この時もそんな状態
河原に、
数人の人がいるのは
気配でわかるんだけど、
暗闇で姿が見えない
短い時間でしたが、
夜のドライブ、
温泉、
地元の方とのやりとり
漆黒の闇、
ホタルに星空と、
貴重な体験を楽しみました