「蜜蜂と遠雷」恩田陸原作の映画見ました。
レベルの高いピアノの国際コンクールが舞台。
直木賞をとった小説で気になっていました。

子供の頃に味わった、私のピアノの先生の厳しさと、毎回の緊張を思い出しました。
私の先生は、芸大を出てピアニストになった直後に、腱鞘炎でリタイアした方でした。
2つ年上の姉が先にピアノを始めて、私も3歳から習いました。
13歳まで続けたけれど、中学でリタイア。
ピアノの先生は、期待してくれていたので、
「圭子ちゃんは、合唱団に入ったり、テニスを始めたり、気持ちがあちこちにいっちゃうから、ダメね」
と、ビシッとと言われました。その通りですが…
姉はずっと続けて、大学までピアノを専攻していました。

元々、譜面に書かれたものをなぞる事に夢中になれる性格でもなく、姉のピアノを毎日聴いていて、ほとんど耳で覚えていました。お陰で耳コピはバッチリ❣️(笑)
クラッシックも最後は、本人の魂込めて演奏するので、心のコントロールも大変ですね。
自分らしさを出す勇気と覚悟、努力は、この映画を見ても迫真に迫るものがあり、上級レベルの人ほどハンパないのが伝わります。

映画の中のピアノ演奏の素晴らしさは、圧巻でした。
ピアノがお好きな方には、お薦めです❣️💕

私はやはり、原作を読もうと思います。
小説だときっと、心理描写も細かく書いてあると思うので、もっと知りたいと思いました。