昨日見た映画「小さいおうち」の中で、松たか子さんが着物を着付けるシーンがあって、それもまた懐かしく感じました。
短時間できちんと着付ける素早さは、とても艶やかで見惚れてしまいます。


高校生の頃のお正月。


私は小さい頃から和装に憧れていて、授業参観の日に母にわざわざ着物を着て欲しいとせがんだ覚えがあります。
親戚に、長唄のお師匠さの叔母さんがいて、着物の着付けがとても上手でした。
幼い私は、いつも座って見ていて、大人になったら着物の似合う女性になりたいと思ったものです。

お正月や成人の日には、着物を着る楽しみがあって、成人の着物は京都の呉服屋さんにわざわざ依頼して、手書きです書いたカトレアの柄の朱色の着物を作りました。
私は背が高すぎて、着物を着て草履を履くとかなり大きくなり、実は向かないのですが…(笑)

余裕のある暮らしができるようになったら、また着てみたいと思います。
この松たか子さんや親戚の叔母さんのように、手軽に着こなせるようになれると素敵ですね。