母の状況で、一喜一憂している日々です。
昨日は、息子二人と家族三人で会いに行きました。
鎮痛剤の服用が再開されたので、母はほとんど寝ています。

看護師や他の部屋のお友達が来ると、側に置いている携帯のボタンを押してもらって、本人から姉や私に電話がかかります。
いつ来るのか、すぐに来て欲しいという事ばかりで、姉には日に二回かかったりしているらしく…
持病のある姉は、昨日は休んでいようと思っていたのに、気になって後から来ました。

そういえば、昔母が大腿骨骨折で入院した時も病院が近かった私に、毎朝同じ電話がかかったのを思い出しました。
下の息子がまだ赤ちゃんで、出かけるのも大荷物で大変な頃で…
母の事を叔父は、"姫だから"と言ってますが、その時は長期だったから最後は親子で喧嘩でした。(笑)

でもコロナ禍にあっても、いつもの母なら、私達の仕事や家庭の事情を察して、
「来なくていいよ。大丈夫だから。」
と言ってましたが…

毎日、姉と交代で通っていても、もう覚えていないみたいですね。
時間の感覚もないのでね。
昨日姉には、
「あっちの世界とこっちを行ったり来たりしてるのよ。」
と言っていた母。

厳しい出産を経験した時に、命を重さが身にしみたけれど、旅立つ時にもまた、そのエネルギーの強さに戸惑う毎日です。