まだ、ライブではほとんど歌っていない未収録の曲の映像が見つかりました。
今は亡き、ケメこと佐藤公彦さんの結婚式の為に書いた曲です。
私達は10代からの仲間で、そんな思い出を歌にしました。
作詞は、私のエッセイ集「どうぞこのまま」を開いた1ページめに載せています。
青春のレクイエム
古いアルバムの思い出はセピア色に
夢を追いかけた熱い炎は灯火
同じ次のゴールを見つめ歩いてた
拍手に送られたあの歌が聞こえる
ひとり淋しさに眠れない夜はいつも
街を飛び出してあてもなく海を見てた
人に振り回され傷ついてた心
黙って側にいた微笑みが優しい
遠い海鳴りが告げたさよなら
人は青春を駆け抜けていくー
ひとつ失ってまたひとつ何かつかみ
時は繰り返し姿を大人に変える
今もつまずいたら立ち止まりたくなる
心に刻まれた思い出のあの日に…
1998年/九段会館にて