季節外れの花火の音が、雷鳴のように夜空に響き渡っています。

昨年あたりから、世田谷区の花火大会は秋になりました。


先程花火客に混じって二子玉川まで歩いて買い物に行き、人が集まってきて身動き取れなくなる前に、さっさと帰りました。(笑)

帰る頃から花火が始まって、ビルの隙間からキラキラ輝くいくつもの光が見えました。

でも…何となく花火は、行く夏を惜しむような時期に見て、秋の到来を感じるのが自然だと感じていますが…


昔は、"ドン"という音を聞くと、食事中でも表に飛び出したものです。

河川敷に場所取りをしたり、日産の教習所でシートを敷いて見上げたり、友人の家のベランダから見たり…

子供が小さい頃は、よく皆んなで集まり、ご馳走を食べたり盛り上がりましたね。


道行くカップルが手を繋いで、浴衣姿の女子が照れながら歩いている後ろ姿が、とても微笑ましく…

小さな子供連れの親子も、小走りに歩いて、先を争って場所取りに行きました。

何だか懐かしい光景で、息子達が幼かった頃を、あれこれ思い出しました。


今夜は晴れて澄み渡って、涼しくなりつつある夜風に、ゆっくり楽しんで見られて良かったですね。


音が静まりました。

終わったようです…

台風も去って、この花火が終われば秋になるかな…

涼しくなりますように…