夕べの夢の中に、2年前に亡くなった友達が現れて、今朝彼女と最後に交わしたメールを読み返して、もうこの世界のどこにもいないのを実感して悲しくなりました。

彼女は本当に長年の友達でしたが、ほとんど海外で暮らしていたので、年に一度日本に帰ってきた時に会うのが、とても楽しみでした。
元のご主人の仕事で、アメリカのあちこちを転勤で移動しながら、タイに移り、バンコクでの生活が最後でした。
タイでは残念ながら離婚して、3人の子供達は夫婦の間を行き来しながら育ちました。

以前一度、バンコクに呼んでくれて、あちらのライブスペースで歌いました。
次男がまだ、小学生でしたね。でも、初めての海外をとても喜んで、今でもいい思い出です。

近くにいなかったので、彼女の人生を遠くから見つめるばかりでしたが、今日改めて彼女がなくなる寸前まで、お芝居のシナリオを書き続けていて、それを追悼公演で、仲間の方々が再現したという記事を読みました。
彼女が長年、ミュージカルの劇団に入ってプロデュースをしたり、シナリオを書いていたのは知っていましたが、残念ながら一度も見られないまま逝ってしまいました。

いつも私を励まして、支えてくれた人です。
亡くなる半年前に、私の家の近所で会いました。
もう病気の事はわかっていたので、最後になるような不安を覚えたので、写真を撮りました。
彼女は病気には触れず、いつもと変わらない笑顔で話しました。
私も最後まで変わらず接しました。

最後のメールをやり取りした、2週間後に息を引き取りました。
苦しいとも、辛いとも言わずに、自分の事より私を変わらず励まして… 

その生き方を、決して忘れません。
私は泣かずに、彼女を心に大切に残して、共に生きていきたいと思います。
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