今日は土曜日でも、補講とレッスンがありました。
束の間の梅雨晴れでしたが、ちょっとジメジメしてましたね。

作詞作曲の授業で、楽曲研究をしていますが、こちらから提供するばかりでなく、生徒が影響をされた音楽を順番に聞いていきました。

みんななかなかマニアックで、インディーズの音源とか最近急浮上したバンドとか、様々で面白かったですね。

その中で、パーカッションを専門に学んでいる男子が聞かせてくれた「『ジグ』の空想の船/ロバの音楽座」という劇団のようなバンドが、素敵でした。

彼が小学校一年の頃、両親に連れられて初めて行ったコンサートがこのバンドだったそうです。
とにかくたくさんの楽器を使っています。

リコーダー、クルムホルン、バグパイプ、ハーディーガーディー、ポルタディーオルガン、モロッコの太鼓、アフリカの太鼓、など………
多種多様のアコースティックな音色が出てきます。

彼はその年に、小学校一年にして一人で、この楽団の4泊5日の合宿に参加したそうです!
キャンプファイヤーを囲んで奏でる彼らの楽器の音色が、彼の音楽人生の始まりだった訳で…

高校時代はオーケストラでティンパニーをやっていて、大学からパーカッションを始めました。
今業界屈指の三沢またろう先生に、たった3ヶ月指導してもらっただけで、すでに才能を見出された強者です!

最近彼のレッスンに、またろう先生と交代で見えるクリストファー・ハーディー先生が、なんと実はこの「ロバの音楽室」のメンバーでした!
彼にとっては夢のような巡り合わせです!

そんな訳で、今日は朝からとてもいい話が聞けました。(笑)
18才とはいえ、音楽で導かれた縁は、長年の想いが成せる技でしたね。拍手!