この前買ったクラッシック映画を2本見ました。
『陽のあたる場所』は、見ていて思い出し、以前何回か見てましたね。(笑)
エリザベステーラーの眩しい美しさが、宝のように胸に残りました。
『楽聖ショパン』は初めてかな?
ショパンはポーランド人で、ロシアとの戦いの中、国を抜け出していたんですね。
ジョルジュサンドとの恋愛は有名だけれど、彼女がすごく男まさりで、自己中心的な嫌な女だったとは知りませんでした。(笑)
繊細にして素直な天才作曲家のショパンが、飼い犬みたいに言うとおりにしていたのが、見ていてイラッとしました。
まぁ、彼女も成功した物書きで、お互いにクリエーターだった訳で、お互いに俗世を離れて神の啓示のまま閃きを表現していく志は、わからないでもないけれど…
同じポーランド出身のショパンの同士が、彼に再び魂を吹き込むまで、自分を見失っていた訳です。
最後は、同士達の為にヨーロッパ中を演奏旅行して回り、過労で亡くなるんですね。

ショパンの曲の『ポロネーズ』のような激しさと『別れの曲』のような繊細さが、どうして生まれたかよくわかりました。

私小さい頃から、音楽家のルーツを物語る映画が大好きでした。
シューベルトの『未完成交響曲』や『ヨハンシュトラウス物語』モーツァルトの『アマデウス』、ベートーベンの『不滅の恋』……
みんな人生と重なっている音楽を表現しているとわかります。
時代は違っても、魂は同じなんだと思いますね。