敬老の日…今日の新聞にも出ていたけれど、65歳以上で働いている人が、510万人になったそうです。

今夜のニュースで、同じく65歳以上の現役仕事人間が、アメリカでは、1985年には全体の18%だったのに、現在はなんと80%を越えたとか!
ほとんどの人が、何らかの仕事を続けているんですね!これは、驚きました。

先週NHKの朝ワイドに、聖路加国際病院・理事長の日野原重明氏が、三國連太郎氏と対談をしていて、大変興味深く勉強になりました。
ご存じの通り、日野原先生は96歳!現在も末期癌患者の精神的なケアをする“緩和ケア科”で忙しく働いてらっしゃいます!
それだけでも、十分驚きですが、講演や執筆なども含めると、本当にお忙しいのです!
にもかかわらず、小澤征爾さんと、音楽療法を研究したり、クリエイティブな事に大変興味をお持ちでした。
最期を迎える時、命が途切れるまで、絵を書くとかクリエイティブな作業をしていると、不思議に苦しまずに逝けるようです。

以下は先生がおっしゃった事です。
“常に、前を向いて歩いていける体力と精神力を持ち続けていく事が大切ですね。
何かを作り上げるていく為には、生涯学び続けなければならないから。
人は最期の時を迎える為に、成熟していくのですよ。”

三國連太郎氏も、80歳半ばになり、戦争体験を末代に語り継ぐ為に、生涯の仕事として戦争映画を創り続けているそうです。
その彼から見ても、日野原先生は、一言で言うなら、
『一途』
と表現してました。

年を重ねても、努力すれば、いくらでも素敵に生きられるんだと感じました。
何より、日野原先生の貪欲な好奇心や生きる事を謳歌している輝きや、人の為に尽す姿には脱帽です。

私は、小さい頃から祖父母もですが、年配の方と過ごすのが好きでした。
何より、知らない時代を生きてきたわけで、そんな昔の話を聞くのが楽しみでした。
同時に、側にいると安心できて、とても心地良かったです。
人として、人生を生き抜いてきた尊敬も、すごく感じていましたね。

年配の方には、まだまだ頑張って、活躍していただきたいですね。
私も断然、生涯現役を目指します♪