最近、感動する作品に出会いましたか?
ときめき感じる事、ありましたか?

この猛暑や豪雨じゃ、体調管理して、仕事を終える事に終始してしまいますね。

日々戦い!!(`o´)

でも辛い時ほど、小さな思いやりや優しさに敏感になるものだから…
せめて心に、カンフル剤を打ちたいじゃないですか!?

たとえば、映画!
その時の気分で、レンタルしてますが…
私は画面に、美しい自然やアンティークな屋敷に家具、コスチュームが出てくる映画は、心を清涼な風が吹き抜けるように、落ち着きます。
脚本が、こきみいい流れを作り、演出が無駄なく進行させてくれれば、これはもう、本物の仕上がりです。

最近見たのは、
「日の名残り」
あのアンソニーホプキンスが、「羊達の沈黙」の時とは裏腹な、純な男を演じています。結末には、一抹の淋しさもありましたが、ロケに使われた古い洋館やその庭、緑溢れる景色・風を切る乗馬姿…全てが美しすぎて、デジタルの良さがわかりました。
大人の純愛で、現代では失われたような話ですが、人の心の機微を、台詞だけでなく、ふとした表情や仕草で表す俳優の上手さに、脱帽です。
戦争という時代背景をからめて、自分の立場をわきまえ信念を曲げなかった男の不自由な恋愛感情を、見ている人間にいくつもの疑問を問いかけながら描きます。
そこにある真実は、あまりにも清く、最後まで心に封じ込めたまま…そんな恋愛がいくつもあったという、報われない時代の落し物のような気がしました。

同様に、
「5線譜のラブレター」(作曲家・コールポーターの永遠の愛を綴るストーリー)
「不滅の恋」(かのベートーベンの秘めた恋を綴るストーリー)
など、お薦めです♪

「不滅の恋」は、最後の台詞が絶品の叙情詩のようで、これ以上のせつなさはありません。ベートーベンが、なぜあんなに、激しく胸に迫るメロディーを書いたかが、せつせつと伝わります♪
最後の台詞は、急いでメモして、いまだに引き出しの奥に暖めている丸山です…

(*^_^*)ときめきを大切に…