今回展覧会のイベント(縁からの展覧会 〜写真・作品展示〜 愛犬を通して繋がった別ジャンルのアーティストたちの展覧会)が行われるプラザノースギャラリーは6年前の東日本大震災の時に写真展を行なった会場です。
その時被災された方々とペットの現状をみて、沢山の方々が涙を流しました。
私たちは何とか助けたい一心でした。
しかし被災者さんと触れることで、色々な想いを知りました。
「頑張ってください」と声をかけられても、今何も失なっていない平和な人に言われても、それはただの言葉なだけで心には響かないと言われました。
人が頑張る姿をみて、自然と自分も頑張る気持ちになる。
それが心を動かすと
言われました。
あれから6年
被災者さんと約束した通り、笑顔になってここに帰ってこれました。
私たちが触れ合わせて頂いた双葉町の方は震災関連死で逝ってしまいました。
でも天国でみんなが笑っている姿を見てくれていると思います。
「福島を忘れないで」とその方は言っておりました。
今回のイベントで
募金箱を設置させて
頂きます。
また震災がおきても
ペットと一緒に避難できる様に、、、
失う命がない様に、、、
その様な目的で活動をされている協会に寄付したいと思います。
皆様是非足をお運びください
寄付先
一般財団法人 ペット災害対策推進協会
(旧 全国緊急災害時動物救済本部)
東日本大震災の時埼玉スーパーアリーナは避難所になりました。
私たちは動物たちが心配でスーパーアリーナに行きました。
そこで目にした光景は言葉にならない物でした。
原発から避難する為のマイクロバスにペットは乗車できませんでした。
追いかけてくるペットを泣きながら見送りバスは出発したそうです。
車一杯の荷物と一緒にマイカーで逃げた方もいました。
避難所に到着してもペットは中に入る事はできませんでした。
埼玉スーパーアリーナの駐車場で車の中でペットと生活していました。
「ペットを置いてきてしまった」と落胆する方
一緒に避難してきても飼いきれず、里親を探したり、引き取り業者が駐車場まで迎えにきていました。
原発区域に取り残された動物を助けて欲しいと私たちはこの現実を訴えたく写真展を開催しました。
あちこちで起ったこの悲劇は問題定義となり、現在はペットと同行避難が基本となりました。
しかし避難所生活は共同生活です。
ペットが嫌いな人
アレルギーがある人がいます。
また職員さんは動物に知識がなく対応に困惑される事があり十分に行き届かない現実があります。
実際私も避難所をまわりました。
職員さんがペットの収容スペースを作ってくださっても、誰も使用しておらず
里親にだすか車の中で飼育していたところもありました。
災害はある日突然やってきます。
その時に自分のペットを守れる様に日頃からの備えが大切です。
そしていざ震災がきたらペットと一緒に逃げて下さい