詩「失望の別名」 | 線維筋痛症などの難病で闘病生活だけど、愛犬のキャバリアに癒される文学好きな私の日常

線維筋痛症などの難病で闘病生活だけど、愛犬のキャバリアに癒される文学好きな私の日常

線維筋痛症と掌蹠膿疱症性骨関節炎で闘病中。全身の激痛と猛烈な疲労感・倦怠感。
混合型頭痛、レストレスレッグス症候群…etc。
それでも私らしくありたい、そんな闘病日記です‼︎
愛犬に癒されたり。
時々、詩を書いています!!


*2015年(H28)頃!?に書いたものを
    少し手直しして再掲。

(画像はフリー素材からお借りしました)



この気持ちは
失望と呼ぶにふさわしいだろう
出来ないから  やらないのではなく
やりたいのに  出来ないのだ

身体が鈍く鉛のように重く
四肢のあちこちからは
見えない透明な血を流し
悲鳴をあげ続けている

赤い血が出るわけでも
傷があるわけでもなく
誰も彼も気付くことはない

世界中の誰一人とも分かち合えずに
私は私の中にある私にしかわからない
果てしない宇宙のような
痛みに朽ちてゆく