「白髪って、普通の髪より染まりにくい気がする…」
そう感じたことはありませんか?
実は、白髪が染まりにくく感じるのには、いくつか理由があります。
まず大きな違いが、メラニン色素がほとんどないことです。
黒髪の場合、髪の内部にはメラニン色素があり、
カラー剤によって色を変化させることができます。
一方、白髪はメラニン色素が少ないため、
カラー剤の色がそのまま仕上がりの印象に大きく影響します。
さらに、白髪には髪の状態によって、
・キューティクルがしっかりしている
・薬剤が内部へ入りにくい
・髪が硬く感じる
・染料が定着しにくく感じる
といったケースがあります。
ただし、「白髪だから必ず染まりにくい」わけではありません。
白髪の量や太さ、髪質、ダメージ、
既染部の状態などによって、染まり方は大きく変わります。
ここが美容師の腕の見せどころです。
白髪をしっかり染めたい場合でも、
単純に薬剤を強くすればいいわけではありません。
髪の状態を見ながら、
「どのくらい染めるのか」
「どんな色にするのか」
「どこにどんな薬剤を使うのか」
を考えることが大切です。
特に大人の髪は、
白髪だけでなくエイジングによる細さや乾燥、
ダメージなども重なっていることがあります。
だからこそ、
白髪を染めることと、髪を綺麗に見せること。
この2つを一緒に考えることが重要なんです。