ビニール紐を製造する会社を父から相続した宣政は、余命10年と言われた娘を救うため人工心臓の製作に挑戦する。ノンフィクション。
宣政が父から会社を引き継いだときは借金まみれだったのを返済する話も相当すごいです。
アフリカに渡り、髪を束ねる紐を売るパワーに圧倒。
娘への愛から、人工心臓を作ろうと試みるのも一般の人では考えもつかないでしょう。
とにかく家族愛と父親のパワーがすごいです。会社の人がやめていくのも一方ではよく分かります。
東海メディカルは実在の会社で、本に出てくる長女の婿さんが社長になっているようです。
カテーテルで多くの人の命を救っているのはまさにこの時の苦労があったからでしょう。
映画化されているようなので、タオル持って見に行こうかな。