テロリストの家/中山七里 | チャカイのブログ。

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イスラム国が募集していたテロリストに息子の秀樹が応募していた。逮捕された息子は釈放されたものの公安の監視は続く。父でもあり公安刑事の幣原は苦悩する。


テロリストにも一理ある、、、という論調が出てきます。

テロリスト側にも理屈はあるんでしょうね。そりゃそうでしょ。納得できるとか、理解できるとかは別にして。


話が飛びますが、「納得はしなくてもいいので理解はしてほしい」ということがたまにあります。

そうするとなんとなく話だけでも聞いてくれる人が増えるのですが、

こちらがこのセリフを言う前に「納得も理解も全くできない」と宣言されたことがあります。

うーん。そうするとこの人は話を聞くつもりもないのねーと逆に覚めた目でみたことがあり、

人は自分に都合のいいことしかきかないもんだと自戒しました。わはは。


さて、話を戻して。中山七里さんのどんでん返しはこれまた読めちゃいました。

どんでん返しがあると分かっているからいけないんですね。だって中山七里作品が普通で終わるわけがないんです。

要は、ミステリーは素直な気持ちで読まないとダメということですね。これまた自戒。笑