外科医、島へ 泣くな研修医6/中山祐次郎 | チャカイのブログ。

チャカイのブログ。

本とマラソンと妄想に生きる。

半年間限定で、離島の診療所で勤務することになったあめちゃん、こと雨野隆治。

東京では普通に救える命が救えない。

外科医でありながら、何もかもを見ていくことになる。


この小説に万能看護師の志真さんが出てきて、良い雰囲気なのですが、

こんなスーパー看護師がいても限られた原資の中ではやれることが限られます。


テレビで離島の医師の特集を見たことがあります。

本作もそうですが、やすみも何もないような環境です。まさに住民と一体。

医療の醍醐味はこういうところにもあるのかなー。


あめちゃんの成長が垣間見えた作品です。

そして少しだけ電話相手として出てくる佐藤玲先生。相変わらずいいわー。笑

こういうクールで仕事できる人がそばにいたらすぐに惚れちゃいそうです。

同時に、全く相手されなさそうでもあります。わはは。