ちょっと重めの内容になりますが・・伝えることも医師の仕事と考えますのであせる

 

過去にメディアにて

『レディエッセ注入の合併症としてもたらされる、血流障害による視力障害や皮膚壊死』

に関する記事が取り上げられました。この合併症はヒアルロン酸などのフィラー(液体では無い注入物)の注入であれば起こり得ることです。

またまた、尊敬する武内先生の記事からの引用です。⇒こちら

 

私のヒアルロン酸などのフィラー注入のカウンセリングを受けて下さった患者様は覚えていらっしゃると思いますが、私はその合併症のリスクを必ずお伝えさせてもらい、

『何度もヒアルロン酸による隆鼻術(当院はレディエッセによる隆鼻術は行っておりません)を希望されるのであれば、血流障害に加え、太くなってしまう可能性もありますし、シリコンによる隆鼻術の方が、安全性の面でも、将来的な費用の面でも患者様にとってはメリットが多いと思いますよ』

『法令線の鼻に近い部分は鼻の皮膚壊死の可能性があるので、安全な範囲までの注入で法令線を目立たなくしましょう』

などと、お話させて頂いております。

ちなみに、リスクをお伝えすれば良いなどとは微塵も考えておらず、起こり得る合併症を防ぐため

鼻のヒアルロン酸注入においては血管収縮剤入りの局所麻酔を事前に注入し、血管を縮め血管内にヒアルロン酸が入りにくくする工夫や、確実に骨に針が当たった状態での注入(骨の直上には危険な組織はありません)を行っていますし、

法令線は事前に危険な部位を患者様に鏡を見て頂きながらマーキングを行い、そこを避けながら注入しております。

 

上記した様に、ヒアルロン酸による隆鼻術を繰り返していると、鼻の根元部分が太くなっていくことがあります(パーレンなどであれば、少ないですが)。鼻が高くなっても、スラッとした格好良い形態でないと意味がありません。

なので、ヒアルロン酸による隆鼻術は『お試し』という感覚で受けて頂き、気に入って頂けたら、次はシリコンによる隆鼻術を受けるということも良い選択肢だと考えております。

 

シリコンによる隆鼻術は、片方の鼻の穴の中に創を作って行います。当院は溶ける糸で縫合しますので、特に抜糸は必要ありません。

眼窩下神経ブロックと言う頬~鼻にかけての神経ブロックも行えば、痛みは非常に少ないものになります!!

良い位置に定着させるためにも、3日間固定して頂きます。

腫れや内出血のリスクはありますが、大体の方は固定期間中にお化粧などで隠せる程度に改善していますよニコニコ

 

ただ、最終的には、患者様のご要望やダウンタイムの限度などに合わせて、最適な処置を提案致しますので、カウンセリング無料の千葉院まで、気軽に足を運んで下さい!!

 

以下、色々な鼻の処置

①ヒアルロン酸による隆鼻術+1day鼻尖

②ヒアルロン酸による隆鼻術+フレックスノーズ

③シリコンによる隆鼻術

④軟部組織除去と軟骨の細工による鼻先修整

⑤スーパーナチュラル小鼻縮小(外側~内側法)

の症例写真を提示します!治療の参考にしてもらえたら嬉しいです爆  笑

モニターにご協力頂き、本当にありがとうございますビックリマーク

 

ヒアルロン酸による隆鼻術+1day鼻尖(糸による鼻先縮小) 直前⇒直後

フィラ+1dayビ 前 フィラ+1dayビ 後

フィラ+1dayビ下 前  フィラ+1dayビ 下 後

 

ヒアルロン酸による隆鼻術+フレックスノーズ(切らずに吸収性の糸で鼻先の形を変える)

 

シリコンによる隆鼻術 直前⇒1カ月後

N2正面 前 N2正面 後

N2斜め 前 N2斜め 後

 

 

④軟部組織除去と軟骨の細工による鼻先修整 直前⇒1カ月後

ビセン正面 前 ビセン正面 後

ビセン下 前 ビセン下 後

 

小鼻縮小(外側~内側法) 直前⇒抜糸直後(1週後)

KN正面 前 KN正面 後

KN下 前 KN下 後