日常と非日常とのハザマで。(その4)~連絡先の交換~ | 眠れない夜の向こうに・・・

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風俗系の話を中心とした、「男性限定」のブログです。
タイ/BKKを中心に、ちょっとリッチな沈没ライフを書き綴ります。

《つづき》

Hさんとボクはいつものように順番に曲を入れあう。
そして、Hさんが歌っている間はAちゃんとの会話に勤しむ。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、アッという間に1時間が経過してしまった。

ノックの後に部屋に入ってくるママさん。

「どうなさいますか?」

Hさんとアイコンタクトを取ると、彼も延長はマンザラでもない様子だ。

『では、1時間延長で。』

後半戦の始まり。
ほどなくして、HさんがBちゃんに「何か歌ってよ!」と声をかける。

「え?いいの!?」

どうやらBちゃんはボクらに負けず劣らずのカラオケ好きだったらしい。
Aちゃんも巻き込んで、タイ語の楽曲を次から次へと歌いまくる。

ボクらはそんな姿を微笑ましく眺めながら、軽い醜行に興じる。
まぁ・・・スカートを捲ってみたり胸に触れてみたりって程度だけど。

その感じ方は両極端。
歌に熱中しているBちゃんはピシャンとHさんの手を跳ね除ける。
歌に乗り気じゃないAちゃんは真顔でボクの顔をみつめ、「なに?見たいの?あなたってスケベなの!?」っと返してくる。

Aちゃんのこの反応に、ボクの彼女に対する興味は益々大きくなっていった。
Aちゃん自身もこの冴えないオジサンを意識し始めた様子だった。(確信はないけど。)

「ねぇ、LINEやってる?」
『うん。でもココってFreeWIFIなさそうだし・・・悪いけど、ボクのIDを(QRコード経由で)登録してメッセージ送ってもらってもいいかな。必ず返すから。』
「うん、わかった。」

ふと、部屋の扉が開き、再度ママさんが入ってきた。
うわ、もぅ1時間(トータル2時間)が過ぎちゃったんだ…

正直な気持ちとしては再延長戦に突入したいところだけど、あいにく今日は帰国日。
刻々とフライト時間が近づいてくる。

『じゃ、シメてください。』

後ろ髪を引かれつつ、ボクらは■■を退出した。

23:00 Hさんと別れ、タクシーでVanillaに戻る。
フライトは深夜2:30くらいなので、2時間前に空港に到着するとしてもあと1時間は寛げる。

ボクはGW訪タイ最後のひと時を、Vanillaの誇るレディ達に囲まれながらゲーム等に興じつつ過ごした。

24:00 Vanillaを退出し、タクシーでスワンナプーム国際空港へ。

チェックインを終え、免税品を数点購入すると、ボクは出発ゲート近くのソファーを確保してスマホをFreeWIFIに接続する。
 

すると、ほどなくしてAちゃんからの着信を知らせるLINEマークが表示された。

『今日はありがとう。次回は7月の予定だけど、また会えるかな?』っと英語で送信してから機内へと歩を進めた。

《つづく》
 



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