【つづき】
ちなみにFuさん。
前にタクシーでイヤな目にあった事があるのだそうだ。(Dbさん談)
でも、正直に言わせていただければ、ちょっとキケンな気がする。
バンコクは比較的安全だから大事に至ることは少ないけど、それでもボクらからみたらアウェイの地。
もちろん主張しなきゃいけない時だってあるし、ナメられないように虚勢を張ってダマしやボッたくりに対抗しなければならない時もある。
でも、それ以前に重要なのがシチュエーション判断だと思うんですよね。
いつだって正しい行動をした者が報われるワケじゃないのも事実。
時には(たとえ自分が納得してなくても)要求を受け入れなければならないこともあるんじゃないかと。
※今回は大丈夫だったけどね。
そんなキモチも踏まえて、あえてFuさんに聞こえるようにDbさんと会話。
『さっきの、ジャカルタでブルーバード以外のタクシーでやったらいつか死にますよね。』
「コッチだって、死ぬ場合はあるんじゃないですか?」
さて、タニヤ通りに突入して十数メートル(くらいだったかな?)ほど進むと、某店の前にいた御仁がボクらに手を振ってきた。
あぁ、この方がさっきDbさんと連絡を取り合っていた方なんですね。
(日本人男性。たぶん、この店のマネージャーさん/店長さんだと思う。今後は勝手にMGRさんと表記します。)
店内に入ると、バーカウンター前のソファーに誘われる。
タニヤって事で勝手にカラオケ店なんだと思い込んでいたけど、この店はバースペースとカラオケスペースの2本立て経営なんだそうだ。
注)営業時間外のエピソードなんで、あえて店名は伏せさせていただきます。あしからず・・・
あ、、でも、バースペース&カラオケスペースってクダリでピンときちゃった方も居るかな。^^;
「あれ?誰も居ないじゃないですか。」っとツッこむDbさん。
「一度帰しちゃったんですけど、戻ってくるので少々お待ちくださいね。」っと返すMGRさん。
オトコ連中が集まって話すことと言えば、やっぱりオンナのコのことが中心になりがちだ。
「Dbさん、この店には何度も来てもらってるんですけど、今でも好みが解んないんですよ。」とか。
そんな流れの中でMGRさんはFuさん&ボクの好みもしっかりとチェックする。
「Kさんは、どんなコがタイプなんですか?」
『そうですね。スレンダーなコが好きです。どちらかというと、可愛い系より美人系ですね。』
「あ、じゃぁ今から戻ってくる**なんか、良いかもしれないですね。」っとMGRさん。
彼の、嫌味にならない程度のアピールはナカナカ心地よい。
何ていうか、適度にボクの期待心をくすぐってくれるんだよね。(^^)
それから数分後、入り口から1人のレディが入ってくるのが見えた。
彼女はそのまま入り口右手のカウンター内に入り、しゃがみこんでしまったのか、ボクらの居る場所(※入り口スペースとは段差を挟んで少々離れている)からは見えなくなってしまった。
うぅ~む、ボクの目はあんまり良くないし、おおまかなプロポーションしか確認できなかったけど、たぶんボク好みだった気がする。
彼女は時折カウンターからヒョコっと顔を出し、まだ引っ込んでしまう。
きっと、隠れて化粧でもしているのでしょう。
ほどなくして(化粧が完了したのか)カウンターの中に居ながら立ち上がると、ボクらは思いっきり目線が合う。
ニコッと微笑むと、彼女も会釈を返してくれた。
遠目でハッキリとは見えないけど、顔立ちも悪くない。
ってか、十分にボク好みだと思う。
彼女がMGRさんが話していた「今から戻ってくる**なんか、良いかもしれないですね。」の娘なのかな。
そんな軽いやり取りを経て、いよいよ彼女がボクらのテーブルに向かって歩いてきた。
そして、迷うことなくボクのとなりに座る。
うん、近くで見ても、やっぱり良い。
容姿は文句なく高得点だ。(私見です。)
「ん?」っとMGRさん。
一瞬、怪訝な表情をみせたものの、すぐに「まぁ、いっか。」っとばかりに笑顔になる。
あれ?もしかして・・・
彼女って「今から戻ってくる**なんか、良いかもしれないですね。」の娘じゃないのかな。^^;
【つづく】
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