平手side
来たのはいいけど…
いざ立つと怖い
意を決して私はドアを開ける
ガラガラ
梨「待ってたよ…」
梨加ちゃんは涙を零していた
泣かないでよ。私だって泣きたくなるじゃん
平「ごめんね」
私は梨加ちゃんの隣に座る
涙が止まない梨加ちゃん
ぎゅ
自然と体は動いた
梨加ちゃんは私の体の中で泣いている
私にだけ…私にだけしか見せないで、こんな姿
ヘタレから卒業するんだ。私は。
梨加ちゃんを体から離し、両肩に手を着く
梨加ちゃんの目を見て
平「誤解してごめん。私、梨加ちゃんのことが好きなんだ。もうこんな思いさせない。ずっとそばに居るから。年下だけど、私じゃダメですか。」
梨「平手ちゃんがいい。私も好き」
顔を見合わせて赤く染める
絶対に離さない
ちゅ
そっと触れるだけのキスをし、じゃあね、迎えに行くからね、とだけ伝え教室に帰る
教室に戻ると理佐とゆいぽん、ぴっぴ、今泉先生の姿があった
4人は私の存在に気付き取り囲む
深呼吸をして
平「付き合えました」
4人はホッとする
愛「一時期どうなるかと思ったわ」
理「それ」
楽しく会話をして午後の授業を受け、放課後を迎えた
迎えに行くか
梨加side
平手ちゃんと付き合えた私
幸せ者だ
放課後になると
ガラガラ
平手ちゃんは約束通り迎えに来てくれた
平「帰ろっか」
梨「うん!」
私たちは誰にもバレないように手を繋いで歩いた
平手ちゃんは家まで送ってくれた
手を離した束の間腕を引っ張られ平手ちゃんの体の中にすっぽり入る
ぎゅ
強くなって行く
平「好きだよ。梨加。私が卒業したら一緒に暮らしたい。」
梨「っ…ゆ、友梨奈…///」
初めて下の名前で呼んだ
友梨奈は顔を真っ赤に染めていた
私たちはこの日付き合い、約束を交わした
卒業したら一緒に暮らそうね