6月9日
具合の悪い子猫の保護依頼について対応し、母猫は不妊手術、2頭の仔猫は保護いたしましたが。。。
その後、また仔猫が現れましたとのメール。
前回と同じくらいの大きさの仔猫が2頭。
その後母猫と共に、3頭の仔猫が現れるようになりましたとの連絡。
仔猫はやはり猫風邪で目やにが見られます。
ご近所でも、お隣で増やしている猫の糞尿の被害などでかなりお怒りとのことでした。
とにかくお隣の猫なのかの確認も必要なため、副代表と共に現地で聞き取り調査を行いました。
猫を増やしている方の右隣の方にお話をお伺いしたところ。
こちらのお宅は玄関前のお庭でローズマリーや紫陽花、大葉にプチトマトなどを育てており、そこに糞尿をされてしまうとのこと。
やってくる仔猫の目の調子が悪いことにも気がつき、お隣の方に、飼うなら室内でと話に行くと、その子たちは野良猫なのでうちの子ではないと取り合ってくれなかったそうです。
ただ、母猫はこのお宅の猫が産んだ猫であることは間違いないと思います。
その後、町会長のご自宅を教えていただいたので、町会長にもお話ししてきましたが、この件についてはご存じではありませんでした。
外で暮らす猫が増えないように不妊手術について、川口市の助成金についてはご存じでしたが、じゃあ誰がやるのかということに関しての知識がなく、保護団体などがTNRを行なっているということもご存知ありませんでしたので、当団体へご相談下さいと名刺をお渡ししました。
役員会で今日のことをお話しいただけるとのことで、今後もTNR活動についてこちらの町会長にはお知らせしていくつもりです。
そして
前回のTNRと仔猫の保護後の経緯の報告書と、今、お隣に現れている母猫と仔猫について、母猫は不妊手術を仔猫は保護して治療をしたいとの要望書を持って猫を増やしているご本人のお宅へ伺いました。
前回の母猫の不妊手術の際に瓜実条虫がいたこと。
仔猫はカリシウイルスに感染していたため、他の飼い猫にも感染している可能性が高いことを説明し。
最初は渋っていたものの、母猫と3頭の仔猫については、うちの子ではないので好きにして良いことになりました。
後でやっぱり困ると言われないように、きっちりと要望書にご署名いただきました。
さて、早めに不妊手術と仔猫の保護を行いたいので、日程を調整しなければ。。。
保護依頼者の方のところへ行き、母猫の不妊手術と仔猫の保護することをご説明しました。
伺ったときからずっと、母猫と仔猫は依頼者のお庭にいっぱなしでした。
こちらの依頼者の方は、ご自身が増やしているわけでもないのに、この件に関してご寄付をいただいております。またこの件が終了するまで毎月ご寄付をしてくださるとのこと。
ありがたいことです。
また右隣で被害に遭っているにも関わらず、こちらの方からも、ご寄付をいただきました。
ずっとどうすれば良いか悩んでいたため、今回、私どもと話が出来て少しスッキリとされたとのことです。
どれだけ悩まれていたのかが分かります。
最後に。
カリシウイルスのこと、瓜実条虫のことをご理解くださったのか、帰宅後にこれからは外には出さないようにしていきたいとお電話がありました。
どこまで守ってくださるか不安がありますので、前回不妊手術した母猫を返す際には、外に出さないこと、定期的にノミダニ予防、ワクチン接種などを行うなど誓約書にご署名、不妊手術以外の医療費のが負担を条件にしたいとは思います。
飼い猫は外に出さない。
これは交通事故に遭わないように、また病気をもらってこないようにするためにも必ず守っていただきたいことです。