なにはともかく暑いですね

もうね、キツイ!!

寒さにも弱いけど暑さにも弱い虚弱ですw

 

 

 

 

ブログにお越しいただき

ありがとうございます

橋屋です

 

 

 

 

 

この暑さと虚弱にムチを打つように

先日はユニバーサルスタジオに行ってきました

ユニバですユニバ

子供がいるとね、長期休みは

もはやタスクになるテーマパーク

世のお父さんお母さんご苦労様です

 

 

 

 

がしかし、行くと大人も楽しめますよね

マリオワールドは本当によくできていて

行列渋滞の嵐ですがマリオの世界観に魅了されます

世界に誇る任天堂

 

 

 

 

さて本日は【望みを潰されてきた人たち】

という問題を持った人たちに向けて

2つの事例とともに書いていきますね

 

 

 

 

まず一つめです

うちの娘は小さい頃からテーマパークへ行くと

必ず帰る時に大泣きが18番のお決まりでした

理由は終わりたくない

帰りたくないもっと遊びたい

子供あるあるの一つですよね

 

 

 

楽しいのに最後泣いて終わり

 

 

 

どうしたもんかなと思いながら

毎回私は困り果てていたんですね

 

 

 

本人も最後の自分の終わり方に

モヤモヤしていて今回のユニバ計画がでた時に

でもなー最後がなー嫌やねんなー

と行くのを一瞬ためらったんです

 

 

 

がしかし子供なのでユニバ行きたい欲求に

勝るものはないので勿論行きますが

好きな場所なのに行きたい所なのに

 

 

 

 

なんだか億劫、ってありませんか?

 

 

 

 

娘ではなく私自身は行きたい場所や

好きな場所なのになんだか億劫で

まあいいか、また今度という理由で

諦めていく事って物凄く多かったんです

 

 

 

 

ここからは二つめのお話です

セラピーのクライアントさんで

こんな悩みを持った人がおられました

 

 

 

 

・なんだか生きずらさがある

・人といるととても疲れる

・パートナーといても窮屈だと感じる

・消化できない怒りがモヤモヤある

 

 

 

これらを解決したいけど方法がわからない

というお悩みでした

 

 

 

  最後まで潰し切られた気持ち

 

 

 

 

 

 

話を聞いていくと過去の親子関係では

・お母さんにずっと否定や非難されていた

・体調が悪い時は怒られたり攻撃されていた

・姉妹の中で自分だけ毛嫌いされていた

・家族の中で自分だけ祖母に預けられていた

 

 

 

自分だけ家族の中に入れてもらえず

目の前で他の兄弟姉妹を可愛がる親の姿を

離れた所から見ている

自分にはおばあちゃんがそばにいる

 

 

 

自分が動くとおばあちゃんが可愛そうだから

自分動けない

でも本当はでも本音は

自分も家族の中に入りたい一緒にいたい

そばにいたい

 

 

 

そんな小さなピュアな本当の本音が

一度も叶った事がない

実現した事がないという体験をし続けていました

 

 

 

 

小さい頃は子供は理屈ではなく

お母さんを求めます

お父さんお母さんのそばにいたい

当たり前の自然な健全な欲求を

尽く断られ、拒絶され、潰されたら

 

 

 

 

その子の心はどうなっていくと思いますか?

 

 

 

 

 

とてつもなく悲しい

とてつもなく寂しい

 

 

 

 

でも泣いてもわめいても相変わらず

親は自分を好きではなく受け入れてはくれない

 

 

 

 

そうすると

泣く事を望む事を諦めていきます

何をやっても無駄だな

自分はとるに足らない存在なんだな

自分の世界は1人なんだな

歪んだ認識をしていきます

 

 

 

 

小さい頃は大人にわかるような

大人と同じレベルで

思考したり言語化したりできません

なので身体で認識していきます

 

 

 

 

 

お母さんに近づいたら痛い目に合うんだな

みんなの輪の中に入ろうとしたら

意地悪されるんだな

熱を出したら冷たくされるんだな

おばあちゃんの側を離れたらみんな困るんだな

 

 

 

 

自分という存在と、人と繋がる事の両方に

絶望している状態と言います

 

 

 

 

セラピーの現場で初めて言語化できたりします

 

 

 

 

 

そうやってひとつひとつ

身体の感覚と感じている気持ちと考えて

とった自分の行動をつなげていくと

 

 

 

 

自分は大切にはされない

という前提が濃く出来上がっていきます

この前提は潜在意識の深い層に

月日と共に沈んでいくので大人になった頃には

自分では認識し難くなっています

一番底の無意識の領域に沈んでいくんですね

 

 

 

  消化試合の人生

 

 

 

 

自分は大切にはされない

自分の気持ちは誰にもわかってもらえない

 

 

 

そんな前提で毎日生きると

その人の生きる方法は

自分を捨てていたら辛うじて存在できる

何もかも我慢して諦めていたら

辛うじて人と繋がれる気がする

 

 

 

 

何も望まず何も欲しがらず

自分を我慢させて

自分を殺していたら生きてていい

 

 

 

 

日本語としては変な感じですが

この生き方をしている人はとても多いのです

この扱いに対する怒りも封印しています

なので鬱状態の人が多いのです

 

 

 

 

 

ここには強い孤独感と寂しさがあります

そして惨めさや恥も付随しているように思います

 

 

 

 

さてひとつめのお話と二つめのお話

共通点は寂しさという感情と

どうしていいか分からないから

我慢して諦めるという事

 

 

 

 

 

自分の心にある寂しさという感情や

諦める選択をし続けると

 

 

 

 

失敗や傷つく事を避け続ける人生

常に自分は後回しで相手を優先する人生

人からの愛情や好意を受け取れない人生

自分の事も相手の事も信じられない人生

 

 

 

今までだって十分孤独だったのに

これから先も孤独な人生を

自分が作っていく事になります

 

 

 

望みという欲求を禁止したままなので

欲しいものがわからなかったり

自分の望みを手に入れようとも思えない

 

 

 

 

ただ諦めて生きるという生き方になっていきます

 

 

 

 

  人の優しさに触れる

 

 

 

 

 

二つめのお話のクライアントさんは

セラピーで自分の生きずらさに向き合いました

 

 

 

 

自分の全てを我慢して

諦めていたら生きていけるという生き方

そもそもそれは

生きる事自体が苦痛でしかないという

深い悲しみと痛み

 

 

 

長年誰にもわかってもらえなかった

寂しさや孤独という恐怖

 

 

 

小さい頃から誰にも助けを求められなかった

絶望感や無価値感

セラピストと一緒に受け入れていく事をしました

 

 

 

大事に扱われて来なかった人は

助けを求めていい事を知りません

人と共感共有していい事を知りません

 

 

 

 

きっとそれさえも潰されてきたからです

孤独に生きていく事しか知らないのです

 

 

 

 

暴力やわかりやすい虐待ではなくても

親子間でのいじめや仲間外れなど

親の心理状態の良し悪しに振り回され

傷つきっぱなしの人に多いのが

心理的なネグレクトにあってきた人達です

 

 

 

 

ネグレクトを受けてきた人って

本当に過酷できつい

誰にも心を開けない、親からの暖かさや

思いやりや優しさを知らないで育つと

 

 

 

 

これが優しさ、これが暖かさ

これが優しさ、これが思いやり

これが安心、これが信頼という事が

分からないので目の前にあっても

受け取れないし認識できないのです

 

 

 

 

なのでセラピーでは一から

ひとつひとつ段階を踏んで

心を育て直す事もしていきます

 

 

 

 

そうやって初めて

本当はこんな事してみたい

あんな事もやってみたい

という望みや欲求に

許可が出てくるんだと思います

 

 

 

 

自分らしく自分を生きよう!!

というのはこの癒しが完了した後に

湧き出る気持ちを原動力に行動を

していける力のことです

 

 

 

 

 

なので、本当の癒しや回復というのは

インスタントにセラピー一発で

劇的ビフォーアフター

みたいな事はあり得ません

一定のコツコツ期間が必ず必要です

 

 

 

 

 

なのでセラピーも継続でコツコツと

諦めずに自分を育て直している人が

ある時を境にガラッと変わっていったり

気がついたら自然と変わっていたり

 

 

 

 

変化のバックヤードには

必ず諦めない自分に対しての

努力がある事を

私達セラピストがよくよく知っているのは

 

 

 

 

リトリーブのセラピストはみんな

その沼やトンネルをコツコツと

周りの見守りや応援のもと

通り這い上がって来れたからです

だからこそ応援できると思っています

 

 

 

 

人との間でできた傷は

人との間でも回復していきます

なのでネグレクトを受けてきた人ほど

セラピーを活用して欲しいなと私は思っています

 

 

 

 

さて話はユニバに戻ります

散々楽しんで閉店間際の21時30分

スパイダーマンのアトラクションに滑り込み

出口へ向かう時がやってきました

 

 

 

 

あんのじょう娘の雲行きはピエン

今日もか、、、、と

母は腹を括った瞬間

 

 

 

 

出口の手前に呪術回旋という

娘の大好きなアニメのアトラクション前で

ピエンの娘がピエンのまま

写真を撮ろうとしていると

 

 

 

ユニバのお姉さんが柱の影から娘に向かって

アニメ内でしか分からない術の手?合図?

術式というらしいですがww

こんな合図を娘に送ってくれました

 

 

 

どうするかと私はみていましたが

娘も違う術式を返して

それをまたお姉さんが返してくれました

 

 

 

人でごった返す中ほんの短い時間の出来事です

私はなんだか嬉しくて思わずお辞儀をして

ユニバを出ましたが帰りの車で娘が言った事は

 

 

 

今日の一番はお姉さんと術式が

なんか嬉しかった今でも嬉しい

大きくなったらあんなお姉さんになろうかな

 

 

 

 

あれ?楽しい後の18番、、、、

泣いていない、、、

 

 

 

私は今まで終わってしまうお店や

アトラクションでいちいち涙する娘に

小さい頃は抱っこで済んだけど

だんだんと抱っこでは誤魔化しが効かなく

シャーないやんかとか

また今度今度とか

ある時は怒ったりしていたんですw

 

 

 

寂しいという気持ちを表現しているだけの子供に

私自身が寂しさという自分の感情を

排除したり誤魔化したり消化しきれず

禁止していたままだったのです

 

 

 

 

 

親自身の禁止している感情を

目の前の子供が表現すると

やめてー!!!ムリー!!

と禁止したくなっていたんです

これを心理用語で

自分の感情の抑圧による投影と言います

 

 

 

 

実は私も少し前にセラピーを受けていました

(セラピストも定期的にセラピーを受けますよ!)

 

 

 

 

寂しさという感情をどうしようもない

と諦めていた私の話

その話はこちらでも書いていますので

よかったら読んでみてくださいね

 

 

 

 

娘は寂しい気持ちを

ただわかって欲しかったんですね

寂しい気持ちの行き場に困っていたんですね

 

 

 

 

 

私と同じやないかい(笑)

そしてこのクライアントさんと

同じような背景が過去の私にもあったのです

 

 

 

 

寂しさってひとりで癒しきるのは難しい

そう感じます

 

 

 

 

時系列がバッチリすぎてびっくりしますが

親自身が自分を受け入れて許可していく事で

子供に対しても受け入れ幅が増え

お互いに自由になっていきます

 

 

 

 

 

 

ユニバのお姉さんは仕事でお金をもらって

サービスしてくれています

だけど目があった子供に

ほんのちょっとの思いやりや優しさを

投げかけてくれた事で

 

 

 

 

子供の心がジワーっと暖かくなりました

将来自分もあんなお姉さんになりたい

希望がぽわっと出てきました

 

 

 

 

親以外でも人の暖かさに触れる事で

子供の世界がまたひとつ広がったんです

 

 

 

 

 

親に愛情や暖かさをもらい損ねていても

人は回復していく事が可能です

人に触れる事で知っていく事が可能になります

 

 

 

 

それではまたー!

 

 

 

 

 

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