毎日暑いですね、、、、
エアコンきいてんのか?
というくらい家の中も暑く
無駄に温度計ばかり見てしまいます
室内にいても熱中症や脱水には
気をつけましょうね
みなさんこんにちは
橋屋です
さて本日はセラピーにおける
【過去が終わる時】
というテーマで2つの事例をあげて
お話したいと思います
まずひとつめですね
これは私自身の話です
先日地元の花火大会があったので
家族で少し早いですが帰省しました
4年ぶりの開催で地元のみなさんも
盛り上がっていました
昔は当たり前の様に毎年あってこの
お祭りの日は子供の頃は家族と行ったし
学生や社会人になってからは
私はダンスショーに出たり友人と遊んだり
それなりに楽しんでいました
私は地元を離れたのが成人してから
だったので仕事をしながら夜は
友人達と、やれ彼氏ができない
やれ合コン面白くないやれ暇だとか
学生の頃も社会人になっても
毎日友人と過ごしていました
誰にでもよくある風景ですよね
みんな彼氏や彼女ができたり結婚や
仕事で地元を離れたりしていきます
私も地元を離れたのですががある時を
境に地元が嫌いになったのです
きっかけは大失恋ですwww
理由は浮気、、、よくある話です
自分も周りも結婚すると思っていたので
もうね、ひどく落ち込んだし
恥ずかしくて小さい町を出歩くのも嫌で
元カレに出会わない様に道を変えたり
その割にはお祭りのダンスショー出たりww
意味不明な行動をとりながら仕事を含め
地元を離れるタイミングをずっと狙い
ここだ!の所で引越しをしました
若い頃の自分の行動には本当呆れますww
地元の歴史と共に多くの人の人生の
歴史もありますね、、、
そしてふたつめです
少し前にスティーブジョブズのスピーチを
きいてからあるワードが気になっていました
有名なスピーチの一つ
Stay hungry . Stay foolish.
伝説のスピーチなだけあって
検索しただけでも本当にいろんな人が
心に刺さったフレーズや和訳を出されていて
記事にされています
内容は
connecting the dots.
点と点をつなげること
love and loss.
愛と喪失
death.
死
【最後にメッセージ】
Stay hungry . Stay foolish.
の構成でできています
connecting the dots.
点と点をつなげることの中から
未来に点と点を結びつけることはできません。振り返って見たときにしか、点と点を結びつけることはできないのです
歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば
自信を持って思うままに生きることができる
たとえ人と違う道を歩んでも
信じることが全てを変えてくれる
というフレーズと
love and loss.
愛と喪失の中から
自分が作った会社でクビになりました
人生の焦点だったものが消え絶望した
でも自分のしてきた事が拒絶されても
たまらなく好きだった
ジョブスのこのスピーチは今までも
聞いては感動していましたが
なぜか今回このフレーズがぼんやりと
脳内にピン留めされていました
この気になるピン留めキーワードと
私の中で起きている事はなんだろう
と考えた時ひとつ共通点を見つけるとしたら
拒絶体験という過去があるという所
ステーブジョブスと私ではスケールが違うけど(爆)
拒絶体験という意味では
多くの人も知っている気持ちなんじゃないかと
自分が作った会社に拒絶され時
おそらくジョブスはびっくりしたと思うし
ショック、悲しい、怒り、絶望
そして寂しさもたっぷり感じたのではないかと
このスピーチ内でも絶望したと言われてます
私も当時めちゃくちゃ好きで
舞い上がってた彼氏にいとも簡単に
こっぴどくフラれたわけです
ショック、悲しい、怒り、絶望
そして寂しすぎて人生に絶望しました
でも絶望した後ジョブスはこう語ります
拒絶されてもたまらなく好きだった
アップルで打ち込んでやってきた事が
たまらなく好きだった
ここまで自分の本音から逃げなかったんですね
大学中退、カリグラフィ、マッキントッシュ
という3つの点がつながったことで
パソコンが現在のような活字フォントができ
自分が作った会社をクビになり
それでも自分の本心に誠実に従い
打ち込んだ事でのちにNextという会社を作り
買収でジョブスはアップル社に戻り
人類に衝撃的な製品を生み出します
その時の出来事は点でしか捉えられなくても
繋げる事でジョブスの人生の
全体像が見えてきて価値という意味さえも
与える事になると私は思ったんですね
なのでジョブスは人生の全体像が見えた時
繋がると信じる事
人と違っても勇気を持つ事
自分に集中する事
諦めない事
Stay hungry . Stay foolish.
という自分の結論を持ったのかなと私は思います
さて私の大失恋ですが
その後、私は男の人と付き合うのが
なんだか億劫だったし信じられなかったし
結婚にもむいてないと思っていました
心理を学びセラピーを受けるうちに
自分の父親との関係がまだ
未解決のままだった事がわかりました
私の父には愛人がいて早くに家を出ましたが
いつもいつも私達の家に来ていました
私は父と愛人、母の間を行ったり来たりし
何十年も続くと小さい頃に感じていた
なんだか嫌な事や不安な事や寂しい気持ちは
どうしようもない事
どうにもならない事
でも父は目の前にいるんだから
父は私達の事を捨ててはいない
とよくわからない現実を成り立たせるために
いつもしょうがない
どうにもならない
でもでもでもでもでも
「、、、、、、、、」
この空白の言葉にできない何かが
私の中にはずっとありました
本当は親との間で心を何度も
見捨てられていたり
何度も嫌われていたり
何度も拒絶されていたり
事実体験がちゃんとあるの事がわかりました
だけど子供にとって親に
愛されていない事を受けれるのは
そんな酷な事はありません
受け入れられないし
受け入れ方もわからない
だから親に少しは愛されているはず
親も苦しかったという合理化をし
親を理想化していくのは
自分に起きた事実を受け入れるのが
あまりにも悲しすぎるからです
でもそれがいけない事ではないんです
大人になった自分だからこそ
受け入れてあげる事ができます
それでも親がたまらなく好きだった事
愛して欲しいと願い続けた事
次こそはと愛してくれる期待を
希望にして諦めきれなかった自分の気持ち
「、、、、、、」
私のこの空白の気持ちは
寂しい、どうしていいかわからないから
誰か助けて、ひとりは嫌だ
なんで!!なんで!!
勝手すぎるじゃないか!!
という寂しさや絶望、怒りの感情だった
とセラピーで初めて知りました
寂しさや孤独という気持ちを
どう扱っていいかわからず
どうにもならないものと諦め
どうでもいいという場所に閉じ込めて
諦めて逃げていたんです
ジョブスは自分の本心から諦めずに逃げなかった
私は自分の本心を諦めて逃げてきた
ここだと思うんです
自分の感情ひとつの扱い方が
自分への扱い方、人への扱いかたになっていきます
寂しさや怒りという自分の感情を
どうでもいいように扱った結果
私はずーーーーっと自分の本心が
わからなかったし誰といても寂しかったんですね
でもセラピーを受けて
あなたのその気持ちは
どうでもいいものではないんだよ
あなたの本音は
どうでもいいものではないんだよ
という事をセラピストさんに教えてもらったんです
小さい子供が両親以外の大人から
外の世界ではそれ違うよっていわば
魔法や呪縛が解ける衝撃を受ける感覚ですね
孤独な寂しさって結局1人では
癒されていかないなと思います
だって孤独だから
そばで見守ってくれる存在があって
初めて繋がるという暖かさが
体感覚として身体でわかる
人と繋がるという感覚がわかる
いくら口でずっと一緒だよと約束しても
信じられないのは身体の中に
繋がるという暖かさがないからです
孤独で存在している時というのは
自分の人生で起きた出来事も
点と点のままの状態のような気がします
トラウマなども点で存在し
神経回路のシナプスが繋がっていないと言われます
セラピーでトラウマや抑圧した感情や感覚を
取り扱った後というのはより自分の事が
わかるようになっていくのは
自分の中の点と点が繋がっていくからです
頭と心と体感覚が繋がっていくからです
そうやって自分の人生の本当の全体像が
ようやくわかってきます
セラピーで自分の本当は感じていた事
そこには拒絶された悲しみや寂しさ
虚しさ不安や恐怖といったネガティブな気持ちを
受け入れていくのは確かに辛いし痛い
でもその先がちゃんとある
私の心にぽっかり穴が空いたまま
過ごした学生時代にもかかわらず
昔も今も付き合える友人
若気のいたりだらけの私の地元で(笑)
一緒に祭りや花火で夏を楽しむ旦那や子供
今日も違う場所でセラピーの仕事をする仲間
過去の家族関係は悲しかったけど
私の目の前には家族以外の人がいる
そしてあの頃だって私のそばには人がいた
新しい家族や仲間の存在に
ありがたくてしょうがなくなってきました
過去に囚われていたのは私だったのか
とわかると目の前の人達が
どうでもいい存在なわけがない
んーなわけあるかい
もっと心を通い合わせたいな
と思うようになったんですよね
私の人生はずっと寂しかったんだなー
でも今はどうよ、、、と
花火を見ながらサイドにいる家族と
出会う友人達の中ジーンとしました
そしてふと気がつくとですね
どーでもよかった地元が嫌な感覚が
え、地元あついやん、ここえーやん
ってなってたんです(笑)
過去がひとつ終わるということは
またひとつ前を向けるという事です
自分の人生が無意味でどうでもいいものでは
なくなったという事です
どうでもよかった寂しさという感情に
向き合う事でどうでもよくない自分の人生を
手に入れるわけです
たった一つの感情や本音から逃げない事で
手に入れるものはでかい
スティーブジョブスとアップル社は
人類に最先端の商品を開発しましたが
この会社はどこよりも実は一番初めに
様々なデバイスを無効化していく会社だそうです
今までの常識をやめていく終わらせていく事に
長い時間と情熱をかけたそうです
各業界に提案し続け仮説と検証を繰り返し
失敗しバッシングもくらいながらやり遂げたのは
音楽を1000曲持ち歩ける
未来を作りたかったから
音楽と電話とインターネットの
iPhoneを作りたかったから
セラピーとも似ているなと感じます
望む未来のために過去を終わらせる
今でも有効化しているトラウマを無効化する
セラピストはそんな仕事です
クライアントさんの未来を私達は作れません
それはクライアントさん本人がする事だから
でも過去を終わらせる事は
私たちが専門的に手伝う事ができます
過去を終わらせて自分の人生を生きよう
というご提案でした!それではまたー!