手に息を吹きかける時、冬は「ハーッ」と吹きかけ、夏の今
頃は「フーッ」と口をすぼめて吹きかけることが多くありま
せんか?
温める時は「ハーッ」で、暑さを冷ます時は「フーッ」かと
思います。これ、どちらも同じ温度だそうです。しかし吹き
かけられた感触は、違いますね。
実はこれ、速度の違いなのだそうです。「フーッ」は、口を
すぼめます。すると吐く息の速度が、速まります。速い速度
の息が手の平に当たった時には、周りの空気がかき混ぜられ、
冷たい空気が流れて来るのだそうです。
それによって、手の平の温度も奪われ、冷たくなるの7だと
いうことです。
「ハーッ」の場合は、口の中で温められた息がそのまま手の
平に当たるから、温かいのだそうです。