差別とか貴賤とは別に偏見に満ち過ぎていますね! | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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静岡県知事の川勝平太氏が県の新人職員へのスピーチで、

「皆さんは農業や漁業やモノづくりの人たちと違って知性が

必要な職務なのだから・・」

というようなことを言ったそうですね。

 

差別というより偏見と無知。本人は「差別の意識はありませ

ん。貴賤の問題を言っているのではない」

と釈明(のつもり)を盛んにしていました。

 

差別のつもりではないのかもしれませんが、知性のいらない

仕事と見なしているわけですよね。「俺は知性がいらないと

言っただけで、差別はしていない。知性がいらなくたって賤

しいわけじゃない」と言いたいわけですよね。これは差別も

あるかもしれませんが、それよりはるかに「偏見」に近いで

す。勘違いによる思い込みですね。

 

そこについて、マスコミも訊ねれば良いのにな。あくまで職

業差別という言葉を使いたいのでしょうか?それだと堂々巡

りですね。

 

川勝氏の言ってる内容を精査すると、「知性がなくても立派

な仕事だと俺は思ってるよ。どこが差別だ!」と開き直って

いるようなものです。

 

「農業や漁業は知性がなくても出来るとお考えですか?その

根拠は何ですか?」

と食い下がる記者が、必要ですね。