自民党も麻生太郎も嫌いですが今回の発言に関してはもっと冷静に捉える方が良いと思います! | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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私は自民党も、麻生太郎という政治家も、支持しません。特

に麻生太郎という人の言動には、許せないことが多いと思い

ます。

 

ただし今回の上川陽子外務大臣に対する「美しい人というわ

けではないけど・・」に関しては、もっと冷静に考えるべき

かと思います。この人の一連の不遜発言の中で、例外的です。

 

というのは、彼のこの時の発言は、上川大臣を終始褒め上げ

ています。文句なしに「実力者。大したもん」と言っていま

す。まあ「大したもん」という言い方が上から目線というの

は、ありますがね。

 

そんな礼賛の中で「美しい人・・」が出たわけです。まあシ

ャレのつもりでしょうが、これを「ルッキズム」と言う人が

多いのは、疑問です。

 

というのは、前後の文脈を見ると、「美しくないにも関わら

ず実績と地位を上げている」という趣旨の意味になっていて、

むしろ「ルッキズム」を否定しています。

 

今の時代、男女を問わず「ルックスが良いと得をする」とい

うルッキズムは、明確に存在します。そんな中、「ルックス

の後押しなくステイタスを上げている上川氏は偉い」と言っ

ていることが、明確です。なのでむしろ「アンチルッキズム」

の観点で言っているようにも、受け取れます。麻生氏がそう

というのでなく、上川陽子大臣のその「アンチルッキズムは

あっぱれ」と言っている内容です。

 

なので、いくら麻生太郎という人物が品格に欠けるとはいえ、

こういうことにも目くじらを立てたら、キリがないと思いま

す。冷静に意味を分析した方が良いと思います。

 

糾弾するなら、上川氏を「かみむら」と何度も言い間違えた

り、過去2人の例があるのに「女性で外務大臣になるのは初

めて」という誤認識の方を責めるべきでしょう。

 

ちなみに「女性蔑視の発言だ」という声もありますが、この

麻生という人が蔑視しているのは女性に限りません。自分以

外の全ての人間に対して「蔑視」とも取れるような嫌味あふ

れる上から目線発言をしています。そんな中での今回は、ま

だマシな方です。

 

なので上記の発言は置いといて、根本的な政治家としての資

質を問うべきでしょう。