高校女子サッカーのレベルがかなり上がっていますね! | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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昨日、全国高校女子サッカーの決勝戦を、テレビで見ました。

サッカーにあまり興味はないのですが、十文字高校が決勝進

出しているということで、何となくテレビを点けて見たので

す。

 

この東京の十文字高校というのは大正時代に創立されたとい

う歴史のある学校で、私も子供の頃から名前は聞いていまし

た。いやそれだけでなく、中学の同級生で同校に進学した子

もいたので、親近感もありました。

 

なので十文字高校を応援しようと思い、テレビを点けたので

した。しかし、藤枝順心高校に、3対0と完敗してしまいま

したね。

 

まず感じたのは、高校女子サッカーのレベルが格段に上がっ

たこと。私たちの時代の男子の高校サッカーよりむしろ強い

のではないかと思いながら、見ていました。技術やパワーは

勿論、結構危険な倒れ方をしたように見えても、すぐに立ち

上がって涼しい顔でプレーを続行しているので、フィジカル

も強くなっています。

 

そんな中、十文字高校が強豪校で全国優勝の経験もあること

を初めて知りましたし、見ていて「なるほど」と思うプレー

を見せていました。強いです。しかし藤枝順心高校は、さら

に強かったです。一枚上でした。

 

特にスピードが、十文字高校を上回っていましたね。単なる

足の速さはわからないのですが、ボールに向かう速さは、藤

枝が上回っていました。そして何より藤枝の選手たちは、動

作の切り替えが猛烈に速いです。

 

なのでシュートを打つ際にも、態勢が整っているのか見た目

にはわからないようなタイミングで打って、しかもそれが凄

く速くて正確です。なので相手守備が整わないうちに、強烈

なシュートが飛んで来ます。

 

逆に十文字側がシュートを打つ場合、満を持してなんてこと

は絶対に無理。相手ディフェンスが素早いので、間に合いま

せん。自分のペースで打てるだけの間を、与えてくれないわ

けです。

 

従ってある程度急いで打たなくてはならず、どうしても正確

さや強さをやや欠いたシュートになります。ということなの

で、シュートを打った回数は両チーム同じなのに、3対0と

いう差になっているのです。

 

藤枝順心高校のスピードに、完全にやられました。十文字高

校がスピードに欠けるというのでは、ありません。ハイレベ

ルです。藤枝が、速過ぎるのです。圧倒的なスピードでした。

 

なので、この負けも、仕方ないですね。十文字高校も、よく

やりました。お疲れ様です。準優勝も、立派です。そして優

勝の藤枝順心高校には、「あっぱれ」しか言う言葉がありま

せんね。おめでとうございます!