織田信長に反仏教の「第六天魔王」が本当に乗り移っていたという説 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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この説に関しては、最初に口にしたのが、織田信長自身です。

自らが「第六天の魔王」だと、宣言していたのが、織田信長

でした。勿論これは比喩的表現ですが、後世には、「あれは

事実だった」と唱える人物が複数出て来たということです。

 

この「第六天魔王」は仏教を最大の敵としていたそうなので

すが、古代から中世にかけて厩戸皇子(聖徳太子)、空海、

日蓮などによってその活動を封じ込められており、激しい呪

詛にも見舞われていたということです。

 

しかしそこに現れたのが、織田信長だそうです。室町時代末

期以降、いやそれより前から、比叡山延暦寺の僧兵をはじめ

多くの不良僧が悪行を重ね、仏教そのものの価値を下げてい

たこともあり、呪詛の力も弱まっていたのでしょう。第六天

魔王の活動も、解放されたのです。

 

そして織田信長の霊力と合致したというのが、その説です。

それは「桶狭間の戦い」の少し前で、この合戦では第六天魔

王の後押しで信長の直観力が超人的に冴え渡り、勝利を収め

たというのです。

 

そしてその後は悪事を働く僧兵たちを懲らしめただけでなく、

既成の仏教が唱えた禁欲的な考え方まで打ちこわし、自由気

ままな人間の生き方を正当化したのだそうです。

 

まあ辻褄は合いますし、まさかとは思っても否定する根拠も

ないですし、もしそうだったら面白いとも思うので、ここに

記事にしてみました。