東京都の「お米クーポン」企画は失敗ではないのか? | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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東京都が物価上昇のための対策として、「お米クーポン」と

いうサービス企画をしています。ただでお米を中心とした食

料品を無料サービスしてくれるものです。

 

6種類のコースがありまして、第1希望から第3希望までを、

選択します。ただその中の2種類は、「お米25キロ」プラ

ス野菜とか飲料水とかになっています。そしてお米15キロ

にプラスして何かとなっています。

 

ヤクルトの村上が育った家のように、190センチ前後ある

運動部の子が3人いるとかいう家ならとてもありがたいでし

ょうが、多くの家にとってお米25キロは多過ぎます。15

キロでも多いような。

 

そこで、うどんが中心だったり、色々お米自体が少ないもの

ばかりを第3希望まで選んで送付したのですが、電話があり

ました。いずれも人気が集中して、在庫なし。残ったのは、

お米が25キロのコース2種類と、お米15キロのコースの

み。要するにお米が多いコースほど、人気がないのです。

 

お米離れというのでは、ないと思います。核家族化で、世帯

ごとの人数が少ないです。しかも少子高齢化となると、食糧、

特に満腹になれるお米のような主食は、たとえ好きでも25

キロなんてなかなかなくなりません。まあ、ありがたいのは

ありがたいけど、もっとありがたいものを求めてしまう人は

多いでしょうね。