アメリカのサントスという議員、以前から経歴のほぼ全てが
詐称であることが判明しているのですが、まだ下院議員に居
座り、辞職をする気はないそうです。
しかし本人がそのつもりでも、日本なら強制的に辞めさせら
れるどころか、「詐欺罪」にも問われるでしょう。
学歴、職歴、ボランティア歴、そして犯罪歴までが嘘で固め
られています。そうした嘘の経歴を並べ立て、それを前提と
した演説で当選し、議員としての給料までもらっているのだ
から、完全に詐欺です。
しかしアメリカにはちゃんとした「公職選挙法」なるものが
なく、辞職を強制することが出来ないそうなのです。詐欺罪
は、どうなのでしょう?
アメリカは「自己責任」という言葉が、大好きです。この言
葉が「民主主義」の象徴と考えているなら、大問題です。そ
の発想でいくと、このサントスの嘘の羅列についても、「だ
まされた方が悪い」ということになってしまいます。そんな
バカなことが、あってはいけません。アメリカの闇ですね。