昨日、我が中日ドラゴンズは昨秋のドラフトで育成1位指名
した近藤廉投手の支配下登録を、正式発表しました。
練習試合、2軍のオープン戦と公式戦を含めて10試合以上、
全く点を取られていないし、内容的にも完全に打者を押さえ
つけているだけに当然のことと言えるでしょう。同じ育成左腕
の松田と垣越も自責点0で頑張っていることもあって、発表が
遅れたのだと思います。嬉しい悲鳴です。
180センチ87キロの、太目というよりパワフルボディと言える
体形で、動くストレートが武器と言われています。
しかし単に動くだけでなく、かなり重くて速い、威力のある速球
が打者の手元で色々動くのです。絵に描いたようなムービング
ファーストボール。それに加え、意識して動かす変化球の切れ
もコントロールも良く、全ての球が魔球です。
こんな素晴らしい投手が何故育成まで残っていたのか、謎です。
出身が、高校は東京で強豪とも言えない豊南高校で、そこから
札幌学院大学に進んでいます。ここも無名で、札幌大学リーグ
の2部なのだそうです。
アマチュア野球のウォッチャーによると、素晴らしい球を投げる
のに、何故か2部リーグでもあまり勝てていないということでして、
その辺の実績がスカウトの低評価につながっているのでしょう。
このキャンプで急上昇したのかもしれませんが、それにしても何
故大学でレベルの低いところでも勝てなかったのか、謎です。恐
らく味方打線が弱かったというのは、あるでしょう。それと、投手戦
をしながら後半の勝負所で打たれるパターンだったのかな?
ずっと先発をしていてのデータなので、長いイニングを投げること
に難ありだったのかな?それだとしたら、よけいにリリーフタイプ
と言えるかな。今のところ中継ぎで使われていますし、与田監督も
リリーフとして期待していると言っています。岩瀬投手の路線で、
大成して欲しいですね。
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