17世紀の数学者ウィリアム・オートレットは散歩中、教会の
屋根にある十字架を見て、或る計算記号を思いつきました。
といえば、「+」だと思うのが、当たり前ですね。同じですか
ら。しかし実は「+」でなく、「×」なのです。
何故そうなったかというと、あまりに簡単。オートレットが首を
傾げながら見上げたからだそうです。そのため、「十」が斜め
に見えたので、「×」となったのです。
ちなみに「+」ですが、当初はラテン語で「及びに・・」とか「・・
と」という意味の「et」を当てていたそうですが、面倒なので「t」
だけになったそうですが、その「t」が目の錯覚で「+」に見えた
のがきっかけで、「+」となったということです。