輪ゴム自体が初めて製造されたのは1845年。イギリスで硫化
ゴムを使ってスティーブン・ペリーという加工業者が製造しました。
日本では1923(大正12)年、初の国産「輪ゴム」が製造されま
した。
株式会社共和の創業者である西島廣蔵が、日本銀行から「お札
を束ねるのに何か良い方法はないか」という話を持ち出され、考
えついたのが「輪ゴム」でした。
西島氏は当時、自動車のタイヤチューブをつくっておりました。そ
れを輪切りにすれば良いのではないかと考え、実行したのが、日
本での輪ゴムの誕生となったのです。