アメリカの国力低下の証明と実質的第三次大戦?の現実 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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アメリカが中国企業・ファーウェイの副社長を拘束していま

すね。スパイ容疑ですか。

 

アメリカのIT技術を盗み、中国に流した罪?そんなことは当

たり前にあることで、今までもやって来たはずです。アメリカ

も知っていて黙認していたのだと思います。

 

それが何故今回逮捕劇になったか?アメリカの国力低下に、

全ての原因があるでしょう。今までは自国が最先進国、他を

引き離した世界の中心国たる自負と自信があるから、技術

を盗まれるのは宿命であり、それで世界が発展するならまあ

良いじゃないか。そんな思いがあるから、許していたのだと思

います。

 

しかしもう今のアメリカには、そんな余裕がなくなってしまって

います。最先進国の立場が危うくなり、世界の中心国から脱

落しかねない状態です。だから、技術を盗まれるのが恐いの

でしょう。まして中国は、自分たちを脅かす第1候補ともいえま

す。なので余計に危機感を募らせるのだと思います。

 

これ、昔なら「戦争」のきっかけに、充分なり得ました。そして

今、実質「心の戦争」が、世界的に始まっているようなものな

のかもしれません。

 

日本に原爆が落とされたことで、少なくとも核の悲惨さと危険

さは、世界が認識したはずです。そして今、核がいくつかの国

に存在する以上、かつてのように「本物の世界戦争」が起きた

ら地球が壊れ、人類が消滅しかねないことを、多くの国が認識

しています。

 

だからずっと以前から、「第三次世界大戦は経済戦争になる」

と言われ続けています。今、それが起きているのと違いますか

ね?確かに、人が死ぬような世界戦争は、起きないと思います。

しかし今の経済摩擦は、経済戦争のようなものです。日本もフ

ランスと小さな戦争をしていますしね。

 

こうした状況、どう治めるかが、問題です。ただファーウェイ問題

に関してはですねえ。私は中国が好きなわけでもアメリカが嫌い

なわけでもないですが、明らかにアメリカが凋落を自ら証明してい

るようなものだと思います。そして中国を恐がっていることも、また

露わにしてしまっていますね。